2013年7月29日月曜日

ブライトンの美食家達



さて、今回マーケットで結構沢山の人と食べ物の話が出来て、とっても楽しかったのです。


しかし、場所柄か、いわゆるFoodies(とにかく食通。自称食通の人もアリ)と呼ばれる方々が多かった事。

でも、その人たちにも買ってもらえた和菓子はえらい!と、思った。



今回、面白かった話題が2点。

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その一。

日本でも最近有名なBill'sのシェフのアンディが、ビーガンカフェを毎週土曜日に開いているのだけど、彼とじっくり話が出来た。

まず、彼が私に話しかけてくれたのだが、黄な粉で出来たお菓子の味見を勧めた時に、

「うわっ、黄な粉はダメだよ! 大豆は毒があって、沢山のプロセスしないといけない食品だから、人に食べないように言っているのに!」

と、言う。

毒? いわゆる生の豆を食べて、腎臓や肝臓を悪くすることかい?

「疑うのなら、"エダマメ"と"毒素"ってググって見て。」

エダマメなんて、湯がいて食べるだけで健康食品やん。

わかったよ、ぐぐってみるよ、と、その時流す。

日本人、エダマメも大豆も食べてるのに、体に良いといわれても害があるなんて、一度も聞いた事が無い。

・・・・・・・・・・・そして、家に帰ってググってみた。

女性ホルモンの代わりになるというイソフラボンとか、いろいろあるんだけど、

ホウ素というものも沢山含まれている。ホウ素というのは、寒天にも沢山含まれている。

で、何事もほどほどに、という事なんですよね。

イソフラボンはある一定の量を超えるといろいろと害があるらしく、ホウ素も沢山取りすぎると甲状腺から分泌されるホルモンに影響が出るらしい。

現に、お客さんの中には「甲状腺に障害があるから、大豆製品は食べられないの」と、言っていた。

豆乳に関しては、4歳の女の子に牛乳が飲めない変わりに豆乳を飲ませていたら、胸が膨らんできたという実例もあるらしい。あと、乳がんや子宮関連の症例がある人には大豆製品は避けた方がいいとも。

いろいろ研究結果がありすぎて私も曖昧なんだけど、大豆は発酵させることによって、いわゆる毒素が分解され、且つ蛋白質も吸収しやすいものに変化される。だから、日本の醤油も味噌も納豆も、納得が出来るのである。エダマメも繊維の多い食べ物なので、豆自体に含まれる毒素よりも、繊維と一緒に大概に排出される毒素の方が多いらしい。

で、何が問題かというと、量。

こっちの人が大豆を食品に使うとき、乳製品がダメだから、豆乳を毎日500mlぐらい飲んだり、小麦が使えないから、黄な粉を変わりに使って、パンを毎日200gぐらい食べるとか、日本人の普段の大豆の消費量から考えると、かなり多い量を毎日、そう、毎日消費する事になる。

それじゃ、いろいろと問題が出てくるのも頷ける。昔からの日本人の食生活、やっぱりすごいんだなぁと、思ったのでした。

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その二。


いろんなお客さんの中でも一番のFoodieっぷりを見せてくれたお兄さん二人がいた。

私の和菓子を一つ一つ指をさしながら、
「これ、火が通ってる?」と、言うので、私が、
「もちろん、豆で出来ているから・・・豆はちゃんと火を通さないと、体に悪いでしょ。」
の、会話の繰り返し。そこで、いちいちがっくりする彼。

そこで、私はピンと来た。

このお兄ちゃん、ビーガンで、ローフード主義者だ・・・

ビーガン=菜食主義者の中でも、一番厳しくて、乳製品も卵もハチミツもダメ。
ローフード主義者=自然のものは自然のままで食べるのがいい、というのが根底にあり、熱処理したものは食べません。牛乳の殺菌処理も熱処理なので、普通の牛乳は飲まないという徹底ぶり。

だから、何食べてんねん?
と、言うのが私の疑問。

でも、やっぱり、食べたかったのか、自分の食事の制限をおしても、いちご大福を買っていってくれました。いえぃ!

そこで、食べ物に詳しいアンディにいちご大福を持って、おしゃべりに行く。

「さっき、お客さんでビーガンでローフード主義の人が来たんだけど…ビーガンは日本でも仏教の坊さんがビーガンだから理解できるけど、ローフード主義の人たちって、何食べてるの?」

と。

アンディは笑いながら…
「ははは。僕もローフード主義ってのはよくわからんよ。
って、僕は体にいいどころか、かなり負担になるダイエットだと思うんだけどね。
とにかく、野菜と果物の火を通していないものしか食べない。でも、野菜や果物って、火を通さない状態では結構体に悪いものもあったりするし。
例えば、赤カブのビートルートも生じゃ、体に悪い。彼らが蛋白質を摂取するのに大切なナッツ、例えばアーモンドは生のままじゃ毒素を沢山含んでいる。

で、とにかく硬かったり消化しにくかったりするから、ブレンダーでどろどろにして食べたりするんだけど、そんなことをしたら新鮮な野菜で取れる栄養素も何も台無しになっちゃうから、何をしているんだか…ってことになる。」

と、かなり正直なお答え。この答えで一気に彼が好きになった。いろいろ勉強している人だ。

とにかく、例のお兄ちゃん二人には、日本人もかなりいろいろなモノを生で食べるけど、特にこの季節は新鮮さを保つのが難しいから、頑張ってね、とエールを送っておきました。

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世の中には、本当にいろいろな食べ物に対する考えを持つ人がいるもんだなぁ、と、考えさせられた一日でした。

あ、ところで、ブライトンの市役員の中で、ビーガンの人がいるって、新聞の記事を読んだ。彼がFarmer's Marketの世話をしているらしい。もちろん、マーケットの中には肉屋さんもチーズ屋さんもいるわけで…差別をされるんじゃないかの懸念の記事。

やっぱ、ブライトンは面白い。





2013年7月28日日曜日

大雨と…職務質問

昨日、行ってきました、ブライトン・ファーム・マーケット。

なんか、久々に行ったら・・・本題とは違うところでかなり楽しかったです。

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とりあえず、売れないだろう、と踏んで和菓子を100個ぐらいしか持っていきませんでした。

あー、用意が楽でした。

三色団子はやっぱり時間切れで作れなくて、その代わりブライトニアン(ブライトンに住む人たちをこう呼ぶ)がすきそうな、「タピオカ入り冷やしおしるこ」をもっていきました。

そう、前回の夏祭りでも結構人気があった、これです。


これはクリームを入れた状態です。日本語でコーヒーに入れるフレッシュってのか?
(ちょっと疑問。どうしてあのコーヒーに入れる小さなタブのクリームってフレッシュって呼ばれるの? …あ、今ぐぐって、コーヒーのフレッシュの材料見たら、めっちゃ体に悪そう。こんなもの、平気で使ってたんだね。ちなみに、このクリームは牛乳からできるホイップにならない牛乳の濃いー部分、と思ってください。)

え?タピオカが見えないって?

ほれ。
かなりブツブツ入ってます。

自分で言うのもなんですが、かなりおいしいです。

で、ビーガンの方にはクリームの代わりに、ココナッツミルクです。これはかなりタイっぽい味になります。

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そう、で、ビーガンのことは別のブログで、お話しするとして…
今回、あまりにも2年前の様子と違っていたのが、凄く不安でした。

着いて、店を開ける時間になっても、周りに誰もいない。

がらーーーーーーーーーーーん…

で、開いているのは、一番入り口にある八百屋さんと魚屋さんと、一番奥のお肉屋さんとカフェだけ。

真ん中あたりに「ここで売っていいよ」といわれた場所は、周りに誰もいない。

20件は屋台があるんだけど、どこも空っぽ。

肉屋さんが喋りに来てくれて、「あー、二年前よりもちと寂しくなったけど、忙しくなったらいいね」と。何があったのか聞いたけど、「不況のあおりと夏のホリデーだよ」とだけ教えてくれた。

どうも、いつもはオルガニックのパン屋さんがいるけど、2週間のホリデーに行ってしまったとのこと。そして、殺菌処理をしていないミルクとチーズ屋さんは、農場の牛がミルクを出さなくなったので、商品が出来なくなったと、昨年11月に店を畳んだとか。来月には新しいチーズ屋さんがやってくるらしいけど。

しかも、ちょっと雲はあるけれど強い日差しが降り注いでいた空模様がどんどん変わり、あっという間に土砂降りになってしまいました。しかも、お昼休みの後あたり。

そんなわけで、見た目こんな感じです。

さっみしーーーーい。

ま、それでも、ちょくちょく買って行ってくれるお客さん達。ありがたやーー。
カンタベリーから旅行できてくれた日本人の学生さんたち。ギリシャのお友達にお土産を購入してくれた女性、そして、「どこへいってたんや?」と来てくれたおなじみさん達!沢山話が出来て、嬉しかった。

雨がやんで、少しお客さんが来たあとぱたりと誰も来なくなり、お肉屋さんも店じまいを始めたので、私も早いけれど4時半で店じまいをさせてもらいました。

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で、発車を待つ電車の中で携帯を見たら、友人からメッセージが!!!

「今から友人を連れて向かうからねー。」読むと同時に、彼女から電話が!!!

慌てて発車直前の電車を飛び降り、彼女と駅の構内で待ち合わせ。

とにかく、彼女がご友人を連れて来てくれているので、申し訳ないと思いながら、流しの行商人のように、おばあちゃんの手押し車に残っている和菓子を言われるまま箱に詰めていった。

「うはぁー、こんなん駅員さんに見られたら、怒られそう。許可無く商売するなー!って。わははぁ!」

とか、行っていたら、後ろから、肩を叩く手が。

「何してんねん?」の声に振り返ると・・・

うぎゃぁぁぁぁ!(←心の叫び。)
け、警察屋さんやん!しかも、ガタイがでかいの二人!!

「ちょっと、何をしているのか、話を聞かせてもらおうか?ここで、商売しているわけじゃないよね?」

とか、思いっきり上から見下ろされてしまった。怖くて、怖くて、何を行ったらいいのかわからなくて、アワアワで・・・ただ、カウンシルに通報されて、あん庵の暖簾を下ろさなくならないかもしれないことばかりが頭をよぎった。

私「いや、注文があったもんで・・・」
警官「でも、ここで商売する許可もってないやろ?」
私「許可は、今日やったマーケットで持ってたけど・・・」
警官「でも、ここで商売する許可は持ってないよな?」
私「え、いや、注文されてて、マーケットで商品を引き渡すはずやったんですが、彼女達がちょっと遅れて、来ないと思っていたら、彼女が追っかけてきて電車に乗る前に彼女たちに捕まった。(だから、別にここで客を捕まえて売っている訳じゃないよ、感をだす。)」
と、しどろもどろ。

警官「じゃ、電車に乗ろうとしていたんだな?切符を見せてみろ」
私「はい。(←いきなり声が強気になる。)」
警官「うーん、ウソをついていないようだから、通り道をちょっとよけて、さっさとしてしまいなさい。」
私「は、はい、すみません。(←見るからに思いっきり腰の低い行商人。汗)」
警官「絶対に、もう許可の無い場所で商売するなよ!」
と、二人の警官は行ってしまいました。
優しい理解のある警官でよかったぁ。

一瞬、このブログのために警官二人の後姿を写真に撮ろうかと思ったが、あまりにも不謹慎なので、やめました。

ブライトン駅の皆様、ごめんなさい。で、とばっちりを受けた、私の友人とそのご友人様、ごめんなさい。

もうしませーん。

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と、言うわけで最後までちょっとおかしな一日でした。



2013年7月24日水曜日

今週末の出店告知と・・・夏、どっかいっちゃいました?

昨日の夜、あんなこと書いちゃったので、裏目に出た。

今朝の空はこんな感じです。

家の窓からの風景。
どんより、最高気温が20度。
風も吹いてて、半そでで寒い。

あーあ

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ところで、今週末、ブライトンのファームマーケットに出店決定です!

家庭の事情で二年近くも出店できずにいたけど、快く迎えてくれる古巣に戻ります。

久しぶりのファームマーケット。

皆元気かなぁ?

http://www.brightonfarmmarket.co.uk/Home.html

時間は9時から6時まで。
場所はブライトンの駅から歩いて10分ほど。
海に向かって歩いて、North Lanes のサインの有るNorth Roadの坂を下り、郵便局の前を通り過ぎたら、すぐ左手。大きな木のゲートの中、八百屋さんが見えるので、その中をずんずん進んでください。こじんまりした裏通りにぎっしりいろいろなストールが並んでいます。


当日は涼しそうなので、いちご大福とどら焼き作ります。あと、水羊羹もかなぁ。
寒くはなさそうなので、タピオカの冷やしぜんざいとタピオカ入り抹茶ミルクティー、計画中!


  • Brighton Farm Market
    Diplocks Market, 
    73 North Road, Brighton, 
    East Sussex 
    BN1 1YD

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    夏、かえってこーーーーーい!
    (くやしいから、ウォージングの海岸に向かって一人叫んでみる。うぇぇん。)

    2013年7月23日火曜日

    もう、若き日が遠すぎて。


    2008年の9月、初めての一般人への本格的な和菓子販売でした。
    皆ものめずらしそうに入っては、買っていってくれました。
    用意した数が少なかったので、完売したと記憶しています。


    今年、あん庵も5年目になって、いろいろ経営方針で考えることとか多くなりました。

    ま、夏祭りの後のブログでも書いたけど、私の和菓子って、前ほど安いというイメージがなくなりつつあります。

    オルガニックの材料やフェアートレードの砂糖なんかのこだわりを捨てて、安い材料とかにかえると、もう少し儲けもあるのかなぁとおもうけど、私が食べたい和菓子じゃなきゃ作りたくないんですよね。

    って、頑固ババァなんですけど・・・なにか?(うわっ、また愚痴だ、愚痴っ。)

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    で、愚痴ついでに、最近の痛い値上がりのワースト3を上げてみたいと思います。

    ワースト3
    砂糖
    えー、この商売始めた頃は、一キロ大体£1.10のフェアートレードの無漂白の砂糖を使っていました。今は、同じ業者から購入すると、一キロ約£2.50まで値上がりしています。で、なんとか別の業者から一キロ約£1.89で購入しているけど・・・砂糖が主原料なので、とっても痛いです。
    しかも、砂糖は税金がかからないはずなのに・・・

    ワースト2
    ガソリン
    はい。なるべく車は使わないようにしているのですが、やっぱり大きなセールだと車で運ばなきゃ機材も運べないわけで・・・しかも、毎週土曜日に子供の日本語補習校に行くのに、片道60マイル約90kmの道のりを行き来する。
    最初は和菓子を売れば、何とかガソリン代が出るか、とか言っていたけどもう、出ません。
    えー、5年前はリッターが£1.00超えるか超えないかじゃなかったかな?今はリッターが£1.35~1.40のあたりを上がったり下がったり。私がここに移住してきたときはリッターが£0.75ぐらいだっとぞ。税金の上乗せが値上がりの原因だったりもするわけで・・・

    ワースト1
    出店料
    これ、完璧に足元見られてるなぁと、思う。
    特に、日本関係のイベント。
    どことは言わないけど、2009年に初めて出店した時から考えて、今年の出店料が14倍になっているって・・・(しかも、なぜか出店料にVATがかけられる。17.5%だったのが、20%に跳ね上がってます。)
    唯一先日出店させてもらったアクトン幼稚園の出店料と日本語補習校の古本市の出店料が3年前から全く変わらずという・・・良心的で有難いというか、申し訳ないというか・・・
    とにかく、食べ物枠ってだけで、高く出店料取られて、単価が安い和菓子なのに、単価が5倍の食べ物と同じ出店料を取られるって、どういうこと???
    めい一杯作って完売したとしても、売り上げ全部が出店料になるという、悲しい現実にないております。

    大きな会社だと、イベントで利益を上げなくても、宣伝費と考えれば後々店やレストランの方に人が来て利益を落としてくれる。でも、あん庵は店も何にもないので、イベントでの売り上げだけが頼りなのである。しかも、大きなイベントだと人件費もかかってくるから、下手すれば、大損する。

    ただ、本物の和菓子を皆さんに気軽に食べて欲しいだけなのにぃ・・・さめざめ

    ***************

    そんなわけで、5年前に和菓子屋を始めて、目標にしてきたBrighton and Hove Food & Drink Festivalでその年に出店し遂げただけでも、大満足。二年目にして、Japan祭りでロンドン進出も出来たし、昨年はイギリスで最大級のイベントのHyper Japanにも出店させてもらいました。

    今では、大きなフェスティバルの方から出店のお誘いを頂くようになったりもして。恐れ多くて、有難いばかり・・・なんですが、出店料を何とかしてもらわなきゃ、出店できないんですよ。名前は知られるようになったけど、貧乏な個人業者には変わりがなくて・・・そこんとこ、ちょっとわかっていただきたい。

    だから、出れるものは出ますが、これからは体力的にも無理のないファームマーケットなんかの小さなセールを重点的にするかも。もう、年なんだから、落ち着かなくっちゃね。ほほ

    なにとぞ、よろしくお願いします。


    今週末のマーケット、今朝確定・・・するはずだったんだけどね。

    これは三年前の5月のストールです。
    春と夏の和菓子が入り乱れてます。

    えー、現在、ブライトンのファームマーケットかショーラムのアーティザンマーケットかの思案中。

    でも、今週末必ず出店します。
    だって、すでに和菓子作り始めているんですもの。

    ショーラムのアーティザンマーケットの方から返事が来ない。だから、ブライトンのファームマーケットに待ってもらっている状態。うーーー。

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    あーーー、和菓子売りたい。

    って、いうか、和菓子を食べてもらいたい。

    旦那と私のこのビジネスについての考え方が違う。

    旦那は売れという。

    私は食べてもらいたいと思う。

    だから、私がどんどんお客さんに味見用の和菓子を出すのが旦那は気に入らない。

    でもね、和菓子なんて、日本に住んでいたり、特別な理由で知識がない限り、得体の知れないものなのです。

    まず、和菓子を知らない人が私のストールを見て、「石鹸?」とか、「キャンドル?」とか、「小石?」とか・・・とにかく、食べ物だと思われていない。

    なので、味見を出して、食べてくれる段階ですでに「よくできました」のハンコを押したいぐらいです。

    そして、買ってくださったお客さんにいたっては、「たいへんよくできました」のハンコに鉛筆一本つけてもいいぐらい。

    そして、顧客になってくれたら・・・本心「どれでも持って行ってくれてもいいのよー♪」と、口から出そうになる。

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    とにかく、和菓子を食べたことのない人たちが、私の和菓子の説明を聞いて食べてみて「とってもおいしい!」とか、言ってくれると、その時点で私のチャレンジは遂行された事になる。

    食に対してかなり閉鎖的といわれるイギリス人、最近そうでもないんだよ。うん。




    ま、たまに目の前で吐き出されたりするけどさ。しくしく。

    夏、何年ぶりだろ、この夏って言う感じの夏。

    今日は少し曇り空でしたが、本当に、今年は夏を謳歌しています。

    これって、ここに来てから初めてなんじゃない?

    まず、イギリスの通常の夏は1週間、長くて2週間といわれます。

    とにかく、4月ぐらいから15度ぐらいの天気が続き、7月はじめに25度を超えると「夏」。
    そして、子供達が夏休みに入る頃に、雨と曇りの日が続き、気温がまた15度ぐらいまで落ちる。

    8月はすでに夏ではなく、町のハーベスト・フェスティバルは大体8月の半ば。麦の穂は茶色く垂れて、8月の終わりにはすでに収穫の秋?は終わっているのです。

    それが、ですねー。

    今年の4月から6月までは悲惨でした。春の始まりといわれるイースター(復活祭)に大雪に見舞われ、そのまま6月の終わりまで最高気温が11度・・・

    なんだったんでしょうねぇ、あの天気。

    6月の終わりにがらりと天気が変わり、軒並み30度近くの晴天が続く。

    ここは本当にイギリスなのか? はたまた、地中海沿岸か???

    とにかく、地面に落ちる影の濃さが違う。くっきりはっきり、地中海のそれなのです。



    まず、イギリスの例年の夏に日なたに出ると、じりじりと焼かれ、暑く感じるけれど、気温自体はさほど高くないので、日陰に入ると鳥肌が立つぐらい寒い。

    今年は、日陰にごろんとねそべっているのが気持ちいいいいいい!

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    と、言うのをほんの週末に経験しました。ほほ。

    天気がよくなってからのこの3週間、ずううううううっと和菓子を台所で籠って作っていたので、外にぼーーーっと座るのがこれほど気持ちがいいと気づかなかった。

    なんて、勿体無い。

    しかし、毎年、夏は一週間しかないので、このときにしか出来ない洗濯だ、掃除だ、庭仕事だ、と、やることが山済みの上、このときにしか出来ないBBQだ、ピクニックだ、イチゴ狩りだ、と、合間合間にレジャーも取り入れなければならない。目が回る忙しさで、夏を楽しむなんてもんで無かった。

    が、今年は違いました。1週間過ぎた頃、皆が口々に「来週もこんな天気だって、いいねぇ」と挨拶代わりに言葉を交わし、2週間過ぎた頃、皆が「もうちょっとこの天気続くといいねぇ」と、空を仰ぎだす。なんだか、のんびり。

    三週間過ぎた頃、皆が「今、子供の学校を休ませてホリデーに行かなくっても良かったのにねぇ。」と、スペインやアメリカ西海岸なんかのホリデーに行ってしまった人たちが不在な所、ジェラシー交じりの嘲笑を空に投げかける。

    今、皆が必死で願っているのは、
    「どうか、この天気が子供達の夏休みが始まっても続きますように・・・」
    なのである。

    いつも、子供達の夏休みが始まると、ぱたりと陽が出てこなくなり、空には大西洋からの強風で煽られた分厚い雲がどんどん流れていく。そんな中、夏休み恒例のキャンプ旅行は遂行される。

    今年は何とか、明け方目が覚めて、テントの中で吐く息が白くなければいいなぁ、と思うのである。

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    ま、こんな夏なので、今年初めて鳥と喧嘩しなくても有り余るさくらんぼが我が家の庭になりました。本当に鈴なり状態。来る友人たちにさくらんぼ狩りをさせ、参加費を払わせ・・・なんてしません。ただ、木になっているのをそのまま食べても、生ぬるくておいしくないだけ。

    収穫したものを冷やして食べたら、うまーーい!

    もう少し、夏、どこにも行かないでね。

    2013年7月19日金曜日

    夏休みの予定

    昨日、ホーブの方へ注文の配達を最後に、ちょっと休憩にはいりました。

    いやぁ、いつもながら、仕事の波があるある。

    って、実は、皆様からブライトンのマーケットに出店して欲しいとリクエストがあったのですが、申し込んだ時はすでに時遅し。残念ながら、明日のマーケットには出店出来なくなりました。

    でも、来月は一応第三土曜日にブライトンの背骨、Old Steinで開催されるFood Marketに出店させてもらえるようです。また、詳細など本決まりになりましたら、お知らせします。

    あと、ブライトンとウォージングの間にある、Shorehamという場所で、Artisan Marketというものが来週末にありまして・・・どうなんでしょ?ま、海岸沿いの街なので、天気がよければ人は来るとは思うのですが・・・このままの天気がもう1週間つづくかどうか・・・

    8月中にロンドン近辺のフードマーケットにもいろいろ申し込みを送りつけておりますので、決まり次第お知らせします。

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    野菜焼そば!かなりのボリューム。
    薬味野菜が大好きな私は、
    青ねぎとクレソンを沢山のせてくれて大満足。
    お茶はジャスミンティー£1.00。

    で、ほんの2ヶ月前に新しくオープンした和風軽食屋さん、OO-MY(うーまい)さんにお邪魔してきました。

    場所は海岸を走るBritish Railのブライトンから西へ3つ目の駅、Portsladeという駅からまっすぐまっすぐ海へ歩くと、左側にある、こじんまりとしたカフェ。

    日本食というと・・・
    どんなモン食べても、めっちゃ高い。 (T-T)

    というイメージがありますが、思いっきり覆されます。

    安い!

    で、店名のとおり、うまい!

    おまけに、オーナーは男前!
    (Booちゃん、これ、教えてくれてなかったやん!ww)

    メニューは日本食にあまり馴染みのない人にも食べやすい、カツカレー(£3.70)や焼きそば(£3.20)がメイン。後は釣りがご趣味のオーナーなので、寿司もこっそり出してくれます。w

    貧乏な日本人としては、とっても嬉しい場所なのです。

    が、テーブルが3つしかないので、お昼ご飯時には席争奪戦にならないように、お早めに。

    OO-MY Cafe
    • 27 Boundary Road,
    • Hove