2016年9月14日水曜日

今年はまさに15夜

あん庵のあるブライトンの外れは、まだまだ日差しが強くて、夏っぽいです。

あ、あれ?これ、前のブログでも同じことつぶやいたような…。
いや、もう、こんなに夏っぽい天気が続くこと、ないです。めっちゃ珍しいです。
うれしくて、うれしくて…。

でも、近所に住むイギリス人の友人は、長すぎて夏に飽きたとか言ってますが、子供たちが学校に行き始めた今、楽しまなくてどうするの???w

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とにかく、今日は中秋の名月、お月見です。


15日に15夜って、珍しいですが、本当の話。
イギリスの天気、局地的な雨に襲われている地方もあるようですが、なんとか、月を仰ぎ見ることができたらいいですね。










そして、花より…いえ、この場合、月より団子。

ウサギ饅頭が集まってきました。
一匹一匹表情が違うのは、私の至らなさ、技のなさ。でも、表情が違って、面白いと思ってください。(ぺこり)















月見団子(関東風)
カップ入りか串に刺したものどちらでも。
十五夜は15個の団子をお供えします。一番下の段に9個、真ん中の段に4個、一番上に2個。
簡略バージョンは、5個で、下の段に4個、上に1個のせます。
5個入り£2.00
1本£1.50

月見団子(関西風)
芋名月と呼ばれる十五夜にお供えするサトイモに模して、涙型の団子にこしあんを巻き付けるのが、関西風です。
3個で£2.00です。

お待ちしています。


2016年9月11日日曜日

「どゆこと?」日本のTV取材の後日談

「TVの制作会社からは、DVDに入れておくります。」

と言われましたが、待てるわけないじゃないですか。
Youtubeで上がっているのを、違法だと思いながら、見てしまいました。すみません。

「どゆこと?」

とは、マジで見た後の私の感想です。

短くなったのは許せる。ほとんどウェールズの人のしていることと被っていたし(ないものは全て手作りなあたりと、日本的な雰囲気を作るためのDIY。規模的には、もちろんあん庵の方が小さいので、金のかかっているほうを見せるのもわかる。)、私が提案したイギリスのいいものも、友人の提案として紹介されたのもいいとしよう。

が、私の見せたかった、ブライトンの良さ、ブライトンの自由さ、ブライトンのヒッピーさ、そして、そんなブライトンであるが故の常連客に愛されている姿が、まったく残っていない。

何もあん庵のことを知らない人がこの番組最後の20分を見たら、おいしい和菓子も作れずやり方を間違えて3年間まったくうだつの上がらない和菓子屋が、今回番組が救いの手を差し伸べたゆえに、イギリス人にも食べてもらえる和菓子が作れるようになったハッピーストーリー。で終わっている。

それはあかんやろう!と、W氏及びT氏に連絡。あまりにもおざなりな編集に関西方面のナイター中継でまだ放映されていないのは、助かった。関西方面ではあん庵のパートを切って、放映してくれるな、と頼んだ。それはできないの一点張り。

では、あふたぬーんてぃーセッションで、お客さんたちが私の和菓子を楽しんでいるところを一瞬でもいいから、静止画像でもいいから、入れてくれと頼んだ。やっぱり、映像と音声は変えられない。テロップなら変更できるが、とのこと。

少なくとも、あふたぬーんてぃーセッションで話している場面をこれから和菓子をデザインするという会話ではなく、おいしかったなぁという、食べた新作和菓子の感想のテロップに変えてほしい、というと、吹き替えの声は変えられないので、吹き替えの声と書いてあるテロップが一致しないのはおかしくなる。と、また却下。

じゃぁ、完全に切ってください。嘘もやらせもしないという条件で受けた取材だったので、その条件を満たさなかったということで、取材はなかったことにしてくださいと、話をしました。

すると、W氏とT氏の上司にあたるプロデューサーの女性の方が電話をかけてくださり、できることはしますとのことで、店の開業年数、売れる和菓子の個数、祭りとだけしか表示のなかった部分に「イギリス最大のゲイのフェスティバル、ブライトン・プライド」と、書いてください。あと、間違えているシナの年齢と、あんねり機をこしあん機もしくは製餡機に変更を頼みました。最後に、「38個も売れました!」と、言っているところ、テロップで「新作38個を含む200個以上の和菓子が売れました!」というテロップを入れてもらおうと思ったけれど、すでにクレジットタイトルが下に流れていたので、あきらめることに。

ゲイや同性愛という言葉は、あまり表に出せないので、ブライトン・プライドということだけにしてもいいですか?と、言われる。「あん庵も、ゲイの人たちをターゲットにした和菓子を作ったと思われたら、いやでしょう?」と言われる。

ゲイのお祭りで、ゲイの人ををターゲットにした和菓子を作って何が悪いねん?ひな祭りでかわいい女の子狙いの和菓子を作るのと、同じやん!とカチンときたが、もう、あきらめた。「もういいです。私のブログで、とりあえず、真実を書くので、それで私自身私のお客様たちに説明をします。」と、電話を切った。

先程、関西地方の放送が終わったようですが、テロップは訂正されていたそうです。この誠意は認めることにしようと思います。

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とにかく、今回番組を見ていて、あん庵を知っているみなさんに言われるのが、

「すごいねー、よかったよー。和菓子おいしそうだった!でも、なんで、あんなんやったん?いつものあん庵と全然違うやん。」

である。

「ああ、やっぱり、このお仕事をやっててよかった。わかってくれるお客さんに恵まれてよかった。」と思うのです。

皆様、こんな結果になってしまいましたが、本当にご協力ありがとうございました!
もっと、がんばっておいしい和菓子を作るよう、勉強します!
大澤さん、これからもよろしくです。ぺこり。



「どゆこと」 日本のTV取材のご報告Part9

そして、撮影班はウェールズに旅立ち、最終の13日の土曜日にまた戻ってきました。

土曜日、カフェは忙しくなったら忙しいけれど、常連さんが来ない分、静かな時は本当に静か。

客来ませんねー。

しかも、若鮎が終わってしまったと言うことで、カメラマンのS氏がショックを受けていた。どうも、ディスプレイが変わってしまったので、もう一度撮り直しとか…。それならそうと、言ってくれればよかったのに…。

とにかく、昼間はやっと固まった(一週間冷凍庫でガッチガチに固まってました。)氷を中に入れ、来たお常連さん達にかき氷をふるまっておりました。(これもまったくカット)

何人か和菓子を購入しにお客さんが来たのですが、別に撮影するわけでもなく。とりあえず、ディスプレイの向上について感想を聞いておりました。
でも、常連さんは知っているんだ。どけられた和菓子の棚は、私がデザインして、近所のお店の常連さんに作ってもらったのを知っているから、生返事しかしない。私も苦笑い。

そして、家に帰ってお約束の冷蔵庫の中の紹介ーーー。
かと思ったら、冷蔵庫の中が片付きすぎで面白くないとのこと。なので、急きょいろんなものを隠している戸棚を開けることに。汗。

そして、その戸棚の中には、あーら不思議、和菓子のレシピ本の隣に「あんどーなっつ」が数巻。そう、この本もW氏に入れておいてくださいと言われたもの。

また、あんこを作る撮影。
なんだか、もっともっと撮影したんだけど、あっという間に時間は彼らのロンドンへの最終電車の時間。

「また、編集が始まりましたら、足りない資料などお電話しますね。」と、夜のとばりに消えていきました。

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それから、10日ほどして、東京方面の放送があと一週間というぐらいになって、W氏から連絡がありました。生まれたときの写真と、和菓子を食べ始めたころの写真、そして和菓子職人をしていたおじさんの写真と名前なんかを、メールで送ってくださいとのこと。

全部実家なので、イギリスにいったん送ってもらって日本にまた送るなんて、時差もあるし、回りくどいなぁと思いながら、とりあえず、親に頼んでみる。

それからというもの、時間も関係なしに、もっと和菓子の写真を送ってくださいとか、ひっきりなしにリクエストが来る。そして、ネットの予告ページにある記事の名前や年齢が間違えているのに気付き、慌てて番組のほうでは間違えないように確認する。
その時になって、あん庵のパートが短くなったと知らされる。私のほうは、とにかく、請求された資料を探すので、精一杯だったので何がどんなふうに省略されることも聞かされることもなく、毎日のカフェの仕事と子供の新学年が始まるのと、旦那の海外出張の準備で、四苦八苦していた。

最後に写真を送ったのは、東京方面の放映の2日前だっだから、本当に大丈夫なんかいな?と。

最終章に続きます。


「どゆこと?」日本のTV取材のご報告Part8

6時半のあふたぬーんてぃーは、6人予約のうち、3人様のグループが翌日の土曜日の6時半だったと勘違いしたらしく、翌日やってきてくださったそうです。残念ながら、私は寒天屋の前で出張販売しているころで…。申し訳ない。

残りの3人のうち、2人は日英のカップルで、お友達になってしまった常連さん。彼女たちもとっても楽しんでくれ、新しい味の和菓子に驚きながらも舌鼓を打ってくれました。

和菓子作りにまつわるいろんな裏話をしながら和やかに終わったころ、W氏がやってきて、「イギリスらしい和菓子の材料っているのを相談している感じでお話してくれませんかねぇ。」
「ビートルートとかは?ミントとかはどうですか?」
と、話し始めた。

今思うと、これって、完璧に演技、ですよね。やらないって、言いましたよね?(#^ω^)

かなり、にやにや笑っていたし、「こんなんしゃべらせて、どうするの?」と、思いながら、嘲笑交じりで話を。私は、翌日の出張販売の用意もあったので、「早くかえらせてーーー!」と焦っておりました。

とにもかくにも、来てくださった10人のお客様は、みんなたくさんコメントをカメラの前で残してくれたので、やったー、やり遂げたぞ!と、満足感と達成感でいっぱいでした。
ここが、この収録のピークですよ。ピーク。ここを一番見せたかった!

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翌日、打ち合わせ通り寒天屋さん前で待ち合わせ。すぐに開店の用意をしようとするのですが、「車から降りる場面からもう一度撮影させてもらってもいいですか?あと、シナさんは隠れていてください。」と、なかなか、いつも通りの販売をさせてくれない。

この日は、Facebookでこそ宣伝したものの、誰にも招待も約束もしませんでした。なので、ま、新作は一部昨日の残りの和菓子やし、売れたらええなーーー、なぐらい軽い気持ちで構えていました。

経験上、こういう場所では、絶対にいつものようには売れないから。和菓子は、知っている人でないと、買わないよ。まじで。

カメラなどの設置が終わるのを、出店の噂を聞いた日本人のおきゅくさんたちがいらしていて、申し訳ないと思いながら、待っていました。

かわいい女の子が、恐る恐る近づいてきて、(カード払いは受けてなかったので)「お金をおろして、戻ってきます!」と去っていった。この子はたぶん帰ってくる!と直感。撮らせてくれるかな?と期待。

そんなこんなで、ぼちぼち来るお客さんとお話ししながら、たまに、すごいいかにもPride!といった格好のお兄ちゃんたちが味見をしに来てくれたりして…、楽しかったです。

中には、そのあとパーティーで人に会うのでと、8個のミントの茶巾を購入してくれ、ルバーブのカモメも取材班のリクエストでその場で味見してくれたカップルがいました。彼らは、心からおいしいと言ってくれました。よく話を聞くと、どうも南米のほうで、タイレストランを経営していたレストランティアだったらしく、今は店をたたんでロンドンにお住まいとのこと。彼らからもいろいろ話が聞けて、楽しかったです。

そして、さっきお金をとりにいっていた女の子も帰ってきたり、中国系や韓国系のお客さんもたくさん和菓子を買ってくださいました。
それ、全部カットでしたねー。w

ほんとうに、和菓子が好きでかって言ってくださった方々、ありがとうございました!

そのうち気づいたことが、サクラのお客さんが来はじめたこと。明らかに、言われて、取材班にお金をつかまされて、やってきているのがわかる。でも、ちゃんと和菓子に興味を持って買って行ってくれるお客さんもたくさんいて…。サラのお客さん、言われなくっても感じます。本当に和菓子に興味がないのが。
私の顔がどんどん不機嫌になっていきます。

ぱたりと人通りが途切れて、そろそろ店じまいかと思ったときに、一人のサクラの男性がカモメの錦玉を買って店の前で食べる。感想を述べる。を、しました。「なるほど、これがやらせなんかー」と、思いながら、冷ややかな目で撮影班を見る。それでもまだ、なんだかこそこそ話している。

もし、意見を求めたいのであれば、隣のフレンチビストロの従業員が興味深そうに見に来ていたので、味見してもらえば?と、提案。すると、従業員は就業中は食べられないので、レストランの表に座っている人たちに食べてくれるという人がいるのなら、和菓子を持ってきてもいいよ、という。

まぁ、従業員に得体のしれない食べ物を食べさせられて、翌日体調を壊したなんてことになったら困るので、従業員には食べさせないというのは、わかった。ただ、フレンチを食べに来ている人たちに、和菓子を食べてみてくれというのは、かなりお門違いなんじゃないか?と、一度は言葉を濁す。が、

「いや、了承を得てしまったので、あの人と、あの人に早く和菓子を持って行ってきてください!」と。

そして、ラベンダーのジョウヨウを味見してもらう。こちらの人は好印象。本当においしそうに食べてくれて、感想も言ってくれた。ただ、みんなに買うように伝えるわ、ってのは、言ってないけど。

その前に座っていたお母さんと子供のテーブルには、三色団子とカモメの錦玉を。子供、三色団子の食感に驚き吐き出す。が、カモメの錦玉はお気に入りの様子。それを見たお母さんは、カモメの錦玉を食べるが、「あ、ダメ、子供は明らかに好きそうだけど、私はむりよ。」と、言ってました。

いやぁ、吹き替えって、どうにでもしてもいいんだなぁ、とえらく感心しました。顔、結構こわばってるのに、吹き替えで「みんな買うわよ」とか言っちゃうと、本当にそんな風に聞こえてしまうんだから。爆

そして、それで撮影は終わりだと思って、片づけ始めたら、シナがやってきた。
(と、言うか、シナに終わるからそろそろ迎えに来てねーと、電話をしたのは私だ。)

例の締めの会話だが、私は「これ、私が食べる分で残してるだけだよ」と、言っている。wでも、テロップでは、「ほぼ完売したよ」って。えー、それでいいのかい?

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あ、そうそう、そのとき残ってW氏が持って行った大福たち、あんなふうに使われると思ってもみなかった。いかにも、なれない食べ物は受け付けませんという感じの若い子たちに、大福をまずいと言わせるために食べさせる。めっちゃ私の大福がかわいそうになりました。

Part9に続く



「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part7

金曜日のこの日はお昼ご飯の時間も結構な込み具合で、途中、撮影を中断してもらって撮影班は外に出てもらうことも数回ありました。

お昼に食べに来てくれている常連さんたち、でも、みんな和菓子を買ってくれる常連さんばかり。金曜日はみなさんゆっくりしていて、ちゃんとデザートまで楽しんでくれる人が多いのです。

常連さんたちに和菓子の感想を聞きながら…撮影してるのかと思うと…してないじゃないか!で、どうも、カウンター前の和菓子のディスプレイをもう一度アレンジして、常連さんに意見を聞きたいらしいのだけど、カフェがあまりに忙しいので、とてもそんな時間がなく…。そのままずるずるお客さんの切れるころに。そして、やっとカウンターの和菓子ディスプレイをやり終えるけれど、時すでに遅し、誰もお客さんが来ない。


そんな感じで、怒涛の昼ご飯時間は終わり、あふたぬーんてぃーの準備の時間に。

4時半からの部には7人のお客様、6時半の部には、6人のお客様の用意がされていました。
みなさん、和菓子を愛でる目と舌を持った人たちです。

イギリスには、食べ物に対して、オープンな人と、どうしても慣れ親しんだもの以外は受け入れられない人たちがいます。それは、それでいい。私の和菓子を理解しておいしいと思っている人たちには、食べてもらう和菓子への努力は惜しまないし、食べられないという人にも、おいしいからと私の考えを強要することもしません。あん庵のスタンスは、興味があるなら、試してみて。で、おいしいと思ったら、またいろいろな和菓子を作るから、試してみて、ってな感じです。

日本人にも、和菓子が苦手な人や、粒あんはダメ、こしあんはダメ、という人はいます。まして、バターやクリームをふんだんに使ったケーキやビスケットに慣れ親しんだイギリス人に豆や米でできた甘いお菓子を好きになれといっても、無理な話。一度食べただけで、おいしい、好きだわーっと言ってくれる人なんて、似たようお菓子を食べたことがある人でなければ、本当に数えるほどしかいない。

食べ物というのは、少しづつ「おいしいなぁ」と思い始めるほうが、長く食べ続けてもらうことになるのだから、絶対に強要はしません。

来てくれたお客さんたちは、Facebookも、Tripadvisorでも、たくさんおいしいと言ってくれている人はいます。そんなことより、何度もカフェに来てくれて、イベントで出張販売があれば来てくれて・・・。そんなお客さん達をもっと大切にしたいのです。

そんな常連のお客様がいるということがすでに、成功だということが、どうしてわかってくれないのだろう?

Part8に続く
(たぶん、Part10で終わるはず。汗)


「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part6

木曜日の朝は、少々遅れ気味に到着しながらも、何とか時間通りお店は開けました。
当日は、W氏とT氏に加え、新しいコーディネーターのN嬢と、飛行機の都合でイギリスになかなかこれなかったカメラマンのS氏がやってきました。

さきちゃんが手伝ってくれているのだけれど、さほど混むわけでなく、撮影は和やかに。

おっと、その前に取材なんかでよく腰に掛けているマイクの無線機、それを括りつけられちゃいましたよ。マイクは本当にちちゃくて、胸元の服の内側にくっついていることをすぐ忘れる。結構、大きな声でお客さんとお話しをしたりで、カメラマンのS氏、かなり耳が痛かったのではないかと思います。

とにかく、この日は、マイクの無線の周波数が使えていないということで、マイクの音声がうまく録音できなかったらしく、お店の中の静止画像や和菓子の静止画像をとることを中心にしていました。ちょっといいですか?と、カウンター口の横にある和菓子の棚を動かし始め、「日本から、ちょっと和菓子を売るときの飾りになれば、と思って持ってきました。」と、透明なプラケースや折り紙、和風な箸置きなどを並べ、和菓子を並べ替え始めました。

「その和菓子の棚、常連さんに作ってもらったものやから・・・というと、撮影の間だけですから。」と。

で、くるお客さんに「どうです?和菓子のディスプレイをやり直してみたのですが、いい感じでしょう?」と、聞いていくのです。が、みなさん、和菓子よりもお昼ご飯の時間なので、生返事ばかり。w

そして、最後の客が去ったころ、例によって、例のごとく、Tsumazonの配達がやってくるのですが、「この箱の中にカメラが入っています。覗き込んで、すごーく驚いた顔をしてみてください。」

中には、ほしいと言っていたかき氷機。が鎮座。
・・・が、 家庭用で電動。

「開けてさっき冷凍庫の中に入れた氷でかき氷作ってみてください!」
「そんなに早く氷って、凍りませんけど…。」
「一応、凍っている分で、やってみましょう!」

そして、コンセントにつなごうとして…。
「変圧器持ってきました?」
「え?いらないはずですよ。」
「いや、でも、110V って書いてありますが…。」
「つなげて一回使っただけで、火を噴くってことありませんよね。」
「・・・。」

はたで退屈していた息子ががぜん興奮し始める。
とりあえず、市販の氷で作ってみる。持ってきてくれた蜜は、抹茶フレーバー。なるほど、だからあんこを少し持ってきてくれと要請があったんですね。

食べる。
・・・う、まずい。

仕方がないので、カフェにおいてある製菓用の抹茶の粉末で自分で蜜を作り、かけて食べる。これなら、食べられる。うん、おいしい。

とにかく、氷が凍らないことにはお話にならないので、その撮影は翌日に持ち越されることに。

あと、お土産で持ってきました。
と、クッキー型やシリコン製のご飯型をでラッコが浮かぶカレーを作ってみてくれと言われます。カフェの中で遅いお昼を食べていた親子に「これどう?」と、W氏がシリコン型を見せて感想を聞くと、「まぁ、ありがとう、ほら、子供たち、ありがとうって、お礼をいいなさい。」と、持っていかれてしまいました。

めっちゃ興奮していた息子、思いっきりがっくりしてました。はい。w
また、日本に帰ったら送ってやってね、と頼んだら、一週間後の一番最後の撮影の日に持ってきてくれました。息子、よかったなぁ!

そして、その日の撮影は終わり、シナがあらしを家に連れて帰り、そのあと撮影隊はまた家のほうの撮影をしに来ます。途中、最初の紹介のシーンに使うので、ということで、海をバックに浜辺で写真を撮られながら。

もう、このころは、焦りもあり、家でどういった撮影がされたのかも覚えていません。とにかく、翌日のあふたぬーんてぃーの準備で四苦八苦しておりました。

また、眠れぬ夜を明かしたのです。

Part7に続きます。

「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part5

本格的に新作和菓子の製作にかかりました。

この新作の和菓子は、意味があって、こういう形になりました。

TV側のリクエスト
「イギリスの食材を使って作ってください。すると、イギリス人にも親しみをもってもらえるのでは?」

あん庵側のこだわり
・植物性の材料のみ使います。(ビーガンの人たちにも食べてもらえるように)
・季節の材料を使います。(ミント、ルバーブ、ラベンダーはすべて旬)
・ブライトンの土地柄やイベントを表す色や形(もちろん色はすべて自然色)

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A Mint of Pride (ミント味のプライド)
ミントブルーに虹、練切り製の茶巾絞り
Mintという言葉には、たくさんの、大量のという意味があります。Prideというのは、8月の第一日曜日に行われるイギリス最大のゲイ・同性愛者のお祭りで、日本語で「誇り」の意味があります。

Brighto Brighton(ブライトン晴れ)
ルバーブの煮汁を寒天で固めた錦玉です。ブライトンのフットボールチームのシンボルでもある、カモメがブライトンの広い青空を飛んでいるところを反映しました。

Lavender Dream(ラベンダーの夢)
ジョウヨウの皮にラベンダーシュガーと生のラベンダーの花弁を練りこみました。中のあんは白あんの外を紫芋のあんで包み、薄いジョウヨウの皮を透かして、少し紫色が見えるように…デザインしたつもりが、あまり透けて見えなかったです。涙。口に入れると、ほのかなラベンダーの香り、噛むと紫いもの優しい甘さが口に広がります。

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その日、朝からもう一ど撮影のため、PYOファームに連れて行ってくれと頼まれ、5人総出で、PYOファームに行くことに。そこで、大量のルバーブを採取。豪快に引っこ抜き、バリバリと大きな葉っぱを素手でちぎっては捨てる。この画が画面で出ていたらなら、結構怖いおばちゃんやなーという印象が残ったのでは、と思う。w。

家に帰って、すぐにルバーブの汁を抽出、錦玉を作り始める。真剣に和菓子を作り始めれば始めるほど、口数が減っていき、挙句の果てには、取材班そっちのけで、和菓子作りに没頭しておりました。

そして、何もすることがないと、早々にカメラだけ備え付けて、お気に入りのCurveryのパブへご飯を食べに、そしてそこから直接ホテルに帰るので、カメラだけ持ってきてねー、と、取材班は去っていきました。

そして、その夜も、夜通し試作の和菓子を作り続けておりました。

Part6に続きます。


「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part4

朝早めに出勤、開店の用意をしていると、W氏、コーディネーターM嬢、T氏が到着。挨拶を済ませて、すぐに収録開始。

火曜日ということもあり、ことのほか静かな日で、大きなカメラ二つも狭いカフェの中にあったので、来る客来る客に、申し訳ないと説明することになる。

カフェを閉めると、家にクルーを乗せ車でひとっ走り。
家に到着すると、シナは娘と一緒に夏休みの部活のようなものから一緒に帰っており、新しい取材班の紹介をする。

一通り、部屋の中などを撮影し、台所に差し掛かったところ、「和菓子を今週のアフタヌーンティーと出張販売のために用意しているから、台所の撮影は無理。後に回してもらえますか?」とリクエスト。ウェールズの撮影を終えた13日にカフェの取り残し、14日に自宅の台所の撮影をさせてもらいます、と承諾してもらいました。

とりあえずは、和菓子を作っているところを撮影。
で、私のかわいい漉し餡機(正式には製餡機)と餡ねり機を使って、どのようにあんこを作っているのかを実演。
そのあとは、ねりきリ餡の用意するところを撮影したり、ラベンダーの花を庭から摘んできて砂糖とすり鉢で擦ってラベンダーシュガーを作ったりするところを撮影。

私がカフェ業で忙しくしているので、家事はほとんどシナがやってくれている、というアンケートの答えから、どんな家事をしているのかのインタビューをシナにして、シナがトイレ掃除をしている場面や、掃除機をかけたりご飯を作っている場面を撮影。

イラン人と結婚しているから、食べるご飯はイラン料理も結構食べますよ、と説明するとぜひ、ということになった。なので、その夜は、イラン料理のサンド豆のシチューとケバブをごちそうすることに。

そして、その日はそれでタイムアップ。
夜中私が和菓子を作る間の撮影のため、カメラを備え付けて、去っていきました。

夜中、カメラが回っていたのは、1時間ちょっと。私がスイッチを入れてから、なるべく大振りに和菓子を作っていたのだけど、いつの間にかテープがなくなっていた・・・。いったいどのぐらい録画できていたのやら…。ま、その日もほぼ貫徹で、前もって川崎のオンライン師匠、「花ごろも」の大澤氏と相談しながら考えた、3種類の和菓子の下ごしらえをする。

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そして、夜が明けて、風呂に入り、仮眠もとる間もなく、水曜日はカフェの休業日だったので、そのまま和菓子の制作を続けていると、TVクルーが到着。

W氏、「目が腫れてますね・・・」

あたりまえや!ここ数日寝ずに和菓子を作ってきてるんやから、目も腫れるわ。

Part5に続きます。




「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part3

当日は、日曜日だったので朝からの訪問。

実際にこんな風に入ってくるときに、撮影しながら、挨拶をします・・・とか何とか、言いながらカメラマンが来て本格的な撮影に入ってからの活動を一つ一つ何を説明してくれます。

家の中の撮影、子供の撮影、冷蔵庫の撮影、台所の撮影…。

一つ撮影できなかった場所は、あん庵の大きな冷凍庫と豆やコメがたくさん保管してあるパントリー。我が家は一階と二階の日本の二世帯住宅のような感じで、別れており、二階の私の住居は撮影自由だったのですが、一階のフラットは友人が住んでおり、そこは撮影禁止でした。でパントリーは1階部分の一番日陰の狭い部屋を使っていたので、どうしてもパントリーの撮影ができませんでした。

冷蔵庫を見たときに、「もしかして、ものすごくイギリスっぽい食材を僕が持ってきたら、冷蔵庫の中に入れたりしますけど、いいですか?」と、言われました。「私たちが普段食べるものなら、いいですよ、でも、うちはアレルギーのあるものがいるので、そういうのは無理ですが。」

「典子さんがいつも食材や和菓子の材料を買うときの撮影もしたいのですが…。」
「わかりました。とりあえずは、近所のスーパーに行きますか?」

と、近所のTesco Expressへ。

その中では、おそらく撮影は許可されないと思うので、話を聞くだけ、ということで。
スーパーの中では、イギリスの便利グッズや日本にないけどお勧めできるものなどを紹介しました。そこでは、試したいということで、袋に水を注いでいくつものアイスキューブができるIce cube backという商品や、うちの子供たちが大好きなTrifleというデザート、ゼリーが売っていないということだったので、ゼリーはイギリスでは冷蔵コーナーではなく、常温コーナーで売られており、日本にないものとして、お湯で溶かして作るゼリーのキューブなども、参考のため、ということで購入しました。

あとは、パイ投げゲームが人気ということで、一緒に購入したかと思います。今思うと、パイ投げゲームのほかの買い物って、私が払ったんじゃなかったけ?

で、番組の冒頭で最初の日本人妻であり、私の友人である綾さんが、あかすりのお返しとして、アイスキューブバックとTrifleを信江さんにお渡しするのですが、番組見ながら、めっちゃ突っ込んでしまったわい。苦笑

あと、緑茶が流行っているけれど、緑茶そのままよりも何かほかのフレーバーと組み合わせてよく飲まれていることを紹介。それからもわかるように、緑茶って、嗜好品というより、本当に体にいいものとして飲まれている状態。だから、フレーバーがなければ飲めないイギリス人たちなのです。

今回、ザクロの香りのついた緑茶と塩キャラメルの香りのついた緑茶を購入。

家に帰って、試してみましたが、激マズ!(後日、塩キャラメルの緑茶は見切り品になっていました。w)

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さて、お昼の時間になったので、日曜日にイギリス人が何をするかの紹介のため、近所のCerveryのパブでSunday Roastを食べに行くことに。

ここは、W氏、えらく気に入ってくれたらしく、後日うちに来た時も、ほかのクルーを連れて食べに行ってました。

ご飯を食べている間に、あん庵では地元で採れた野菜なんかもたくさん和菓子に使いますよということで、町中の共同畑やルイスのなまやさいさんで育てられたオルガニックの野菜、近所のPYOファームの話になり、W氏をPYOファームに連れていくことに。

PYOファームとは、Pick Your Ownの略で、農場が一般の人にできた作物を自分で欲しいだけ採ってもらい、その料金を払って購入する場所のこと。日本ではいちご狩りやブドウ狩りがそんな感じなんだろうけど、もっとフランクで安い。掘りたてのニンジンが一キロで1ポンドちょい、約200円ぐらい。広大な会場内をトラクターの荷台に乗せてもらって移動するの無料サービス。子持ちの家族には絶大な人気のレジャーになっています。

そこで、イギリスらしい作物の探索。
いちごはすでに終わっていたけど、ラズベリーはちょうど季節。鈴なりのソラマメを摘みながら、ルバーブの畑に。カメラを回しながら、ルバーブの説明や摘む場面の練習。今思うと、滑稽やなぁ・・・。暑い日の中、イギリスの良さを分かってもらえるように必死でした。

そして、家に帰り、少し野菜をきれいにしたり、W氏が翌日カレーをロンドンで作らなくてはならないといっていたので、採ってきたニンジンやジャガイモを袋に詰めてW氏はコーディネーター嬢と、タクシーでブライトンのホテルに帰っていきました。

そして、次の取材は、2日後の火曜日ということで。

Part4に続きます。

「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part2

そして、撮影が始まります。

7月30日と31日に話をしていたダイレクターT氏ではなく、別のダイレクターW氏がまず私の取材兼、カメラテストをすることで到着しました。

W氏は、大まかな取材の内容を話してくれました。

2時間の特別番組の中のメインで、1時間ぐらいのスロットに典子さんの部分が来ること。
最初の挨拶、カフェでの撮影、おうちの訪問、和菓子の新作の制作の様子、日本人でない人たちが典子さんの和菓子をカフェで食べているところ、そしてBrighton Prideでの出張販売の様子を、撮影していきます、と説明してくれました。

そして、「日本から欲しいものって、何ですか?」
との質問には、前もって答えていたのですが、(業務用)かき氷機を昨年、日本から持って帰ってくる予定でしたが、あまりにも重すぎたので、持って帰ってこれませんでした、と伝えました。その時、電圧が違うので、手動のレトロなものだったので、ものすごく重たかったんですよー、と付け加えました。

そのあと、「イギリスにあって、日本にないものって、思いつきますか?」
との質問には、
「さー、今の日本、なんでも輸入してあるし、物も結構こっちで手に入るものよりいいものが安くで帰るからなー。あ、あえて言えば、人権と自己の尊重かな?」

その時、W氏以外は全員同意の歓喜をあげました。(今思うと、なんだかなぁ。)

***************

カフェを閉める時間になったので、ブライトンを案内しがてら、どうして私がブライトンで和菓子を売ることになったのかの話をしました。

ブライトンの町を歩きながら、話したのは・・・
自由で、ヒッピーで、エコな町であること。
イギリスのほかの町に比べると、多文化や食文化にオープンで興味があること。
ベジタリアンやビーガンの人口が多いこと。
中流階級のイギリス人の食に対しての姿勢は、「味」より「Ethical(道徳・倫理・環境保全」で食べるものを選んでいる。そのうえでおいしいと感じるものが売れる。
ゲイ、同性愛者の人口が多く、Brighton Prideもそれを反映して、イギリスでは最大のゲイのお祭りとなっていること。
おしゃれな街で、今でもイギリスの旅行者が多いこと。
夏はずっとお祭り騒ぎだから、この取材の時期はブライトンを取材するには適していること
カモメが多い、地元のフットボールチームのシンボルもカモメ。
ブライトンのいろいろな場所がブライトン・ブルー(ミント・ブルー?グリーン?)で塗られている。
Prideが近くなると、いろいろな場所にシンボルの虹が飾られること。

そして、レーンズを歩きながら、材料を購入する店を聞かれたので、Infinityという健康食品会社の卸から購入するオルガニックの豆を含むいろいろなものを購入するkとを説明。すると、レーンズの中の、Infinityの店舗をみたいという。

連れてくと、小豆の売り場でコブクロをつかんで、撮影でこの小豆を購入シーンを撮影したい。と。
小豆は、卸から25キロで買うので、そっちのほうがすごいって、思われないでしょうかと、提案。
次に、イギリスでブームになっている抹茶のコーナーへ。抹茶は日本の嗜好品という考えではなくて、もっと健康食品的な受け入れられ方をされていると思う。この前もロンドンで辻利さんがオープンして、連日行列ができていることも伝える。

海岸へ出て、砂利の上を歩きながら、ブライトンピア、ウェストピア、最新のアトラクションのi360°の紹介をする。海岸沿いのホテルで泊まっているというので、そこで別れる。

そして、次の日、私の実家のほうへの取材とカメラテストへ。

Part 3に続きます。

「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part1

と、いうわけで、ナイター中継で放送が遅れた関西地方での放映が数時間後に迫ってきました。

このブログは、皆様がすでに放映を見たものと考えて書くので、ネタバレたくさんしてます。
なので、先に見たい人は、まだ読まないでください。

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まず、7月初めにカフェに電話がありました。

当日お手伝いしてくれていた友人が電話を取ったのですが、彼女が少し興奮気味に「日本のテレビ局やって!」と、電話を取り次いでくれたのです。

その時は、「世界の日本人妻は見た」という番組を見たことがなく、興味もわきませんでした。実際、その時の電話では話を聞くだけでしたが、のちに番組をネットなどで見て、「私なんかより、もっと興味深いお仕事や成功している人なんかもたくさん知っていますよ、そちらを紹介しますけど。」というと、日本の文化をイギリスに広げようとしている日本人妻を探しているので、典子さんがいいのです。」と。

今思うと、本当に紹介しなくてよかったと思うのですが、とにかく、「ブログを読んで、典子さんの頑張っている姿を取材させてほしいのです。」と、何度かお電話をいただきました。

そのうち、この番組に話を盛ったりヤラセをしたりってのを聞いたよ、という声も耳にしだしました。

交渉をしてくれたダイレクターのTさんは、電話やビデオ会議の中でも礼儀正しく、この人なら、大丈夫なんじゃないかな?と、「嘘をつかない、ヤラセをしない、協力はしますが、演じない」という条件で、取材を受けることにしました。

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7月の半ばから、アンケート用紙に詳細を書き込んだり、私個人やあん庵の仕事について山のような質問にメールで答え、日本時間との時差のためビデオ会議で夜中すぎまでインタビューに答えることも。過去の写真も要求され、写真を探す時間もたくさん費やされました。

取材の日が8月の夏休み真っ只中ということで、和菓子の出店をするフードフェスティバルや日本のフェスティバルもないし、あん庵を始めるきっかけとなった日本語クラブもお休みで、クラブ員も子供たちもみんな日本に帰省してしまっているので、普段のあん庵として見せられるものが、あまりないのですが、と伝えました。

それでも、OKというので、では、どうせならと、いつも季節ごとにしている和のアフタヌーンティーをして、お客様に食べていただいているところを撮影してもらえるぐらいは、協力できます。と言いました。番組からのリクエストとして、日本人やアジア人ではなく、見た目が西洋人に見える人たちに特に食べてもらっているところをお願いします、と言われました。

「外で出店するってことは、できないですか?」と、聞かれたので、そのあたりに出店できそうなフェスティバルを見ると、ブライトンのことについて語るには、避けて通れないBrighton Prideがちょうど8月6日に開催されるので、その会場で出店することができますよ、と答えました。

フェスティバルのフードコートの出店は3日間で£500で、その時点でその値段をカバーできる和菓子を作る時間はなく、もし、その出店料を番組で出してくれるのなら、そこで出店します。と、同時にフェスティバルから、日本のテレビ局の撮影をフードコートでする許可を得、場所も一つ確保してもらうように頼みました。

が、取材班からは、どこか別の場所で…ということだったので、Brighton Prideのほうにはお断りのメールを送り、それならば、知り合いのKantenyaさんの店舗がカーニバルの大通りからさほど離れていない場所にあるので、そこなら頼めるかもしれません、といいました。

なので、Kantenyaさんへの交渉は私自身がし、少しはお店の宣伝になるはずです、としぶしぶ了承してもらえました。

Part2に続く。



2016年9月7日水曜日

あん庵、日本の全国ネットのテレビに出ちゃいました!

言いたいことは山ほどあるけど、とりあえず、リンクこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=IoueUyFxTWc
(最後の20分です。)

なんだか、私の和菓子、すごくけなされているんだけど。
おいしいといわれている率とけなされている率の差がハンパねー。(# ゚Д゚)

いや、おいしいんだよ、うちのあんこ。

おいしいんだってば!信じてよぉぉぉぉーーー。