2014年4月30日水曜日

ロンドン行ってきました。その2

そして、次は友人のお勧めで、もう一件。

と、その前にキングスクロス駅が最寄と言う事で、まだ新しくユーロスターが乗り入れるようになってからのSt. パンクロス駅を見たことが無かったので、腹ごなしにお散歩に。

地下鉄から上がって、凄く不思議な空間。

お店が並ぶ、ショッピングモールは昔のレンガ造りのアーチが並ぶ下にそれぞれの店が並び、通りとはガラスで仕切られている。だから、店の中は丸見え。これが、伝統とモダンの融合的なショッピングモールなんだなぁと、じっくり歩かせてもらった。

その人ごみの中を悠々と歩く、実弾を入った銃を持った警察官二人。あまりに場違いだったけど、「なるほど、国境の最前線」という感じがした。

そして、外に出ると、まだ工事中の場所はあったけど、キングスクロスの駅前もきれいに整備されていた。ふむ、以前、ルートンに住んでいる時はキングスクロスがロンドンに乗り入れるBRの主な駅だったから、あまりの変わり具合にびっくりした。その頃は、駅前には沢山娼婦がいるから、夜は近づくな!と言われたモンだったけど、なんとも小奇麗になったもんだ。

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いろいろ道に迷いながら、何とか「いただき繕」に到着。


店構えに感動。

日本のうどん屋さんのような・・・いや、薬膳のお店なら、京都の古い精進料理屋のような趣を狙っているのかなぁともおもえる。ここだけ見ていると、本当にイギリスじゃないみたい。

自然の木や竹をモチーフにした店内は落ち着く。全てがまっすぐではないのが、いい。

あまりお腹がすいていなかったけど、うどんにするのも味気ない。普段食べられない何か・・・
と、考えてビーガンの寿司が何たるものかを知る為に、注文してみました。


一番安いすしセットです。ごめんなさい。
でも、凄いと思った。
ビーガンでここまでいろいろなお寿司が味わえるとは思いませんでした。
って、これはまったくお魚が使われていないということで、寿司と呼んでいいのかわからないのですが・・・でも、酢メシ。
えー、内訳は、左から薄揚げをカリカリに焼いたもの、ほうれん草のおひたし、もろみ、人参のきんぴら、海苔のてんぷら、海草の佃煮でした。どれもおいしかった。
後は、端休めのモヤシのナムル風に落花生の甘煮、そして冷奴。冷奴は春巻き二本と選べるのだけれど、なんとなくさっぱり生姜を食べたかったので、生姜のきいた冷奴はおいしかったです。

最後にお手洗いにお邪魔したのですが、これもまた、雰囲気でてます。

場所は駅の裏側?を歩いて、大きなTravelodgeの向かい側ぐらいになります。
あまりにぎやかな通りというわけではないので、ちょっと隠れ家的な事もあるのかな?
とにかく、なんだか親しみの持てるお店でした。

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さて、またキングスクロス駅のながーい地下道を通って、今度はCityの方へ向かうのでした。
8時でもまだ陽が落ちていない。暗いと一人で歩くのが少し不安になる道だったので・・・天晴れ、夏時間!

いただき繕
139 King’s cross Road, London WC1X 9BJ
http://www.itadakizen.com/

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