2019年5月1日水曜日

令和

令和時代になりました。
昨日、カフェを閉めてから英国時間午後4時にNHKワールドの実況を見ながら、思ったことを綴ってみます。

昭和生まれの私としては、何とも…年を取った気分にさせられるニュースではありますが、令和時代が国の内から外からともに発展する時代となりますよう、心から祈ります。
平成時代を振り返ると、いろいろあったとはいえまだ日本は国の中で悶々とした時代だったのではないかと思います。海外に住む者にとっては、かなり歯がゆい場面が多々あったのではないかと。
まず、私が令和時代に願うこと。

日本の人権の見直し→企業の権利より個人の権利が重んじられる→少子化改善?
日本人の重国籍所持の許可→海外で活躍する(旧)日本人もしくは二世、三世の日本国への貢献
日本政府の海外での日本人支援(一般人対象)

と、言う感じです。

「令」は、「Order」
「和」は、「Harmony」と英文では訳されているようです。

この二文字から見られるのは、歴然と整列された様子。ラグビーワールドカップと夏のオリンピックで始める時代としては、少々大人しいような印象もあるのですが。

私個人の事ですが、日本を離れて25年目です。
こちらに来てから15年ほどは、日本にもほとんど帰らず、日本からのニュースもほとんど知らされずの日本情報暗黒時代。インターネットが発達してからやっと最近の日本の事がわかり始めたので、日本の事に対してうんちくする権利はないのですが、
「日本って、変わってないなぁ。もったいないなぁ。」
と、つくづく思うのです。
テクノロジーの発達は著しいのですが、それを操作する人間が変わっていないので、なんか、もったいない。
ワーキングホリデーで若い人たちが、イギリスにもたくさんやってくる。でも、もったいない。日本を出る前に十分な知識を得てこないからなのか、いざイギリスに到着してから仕事探しに時間を費やす。 仕事を探してきたり、リサーチするのも、今じゃオンラインでどんどん前もってできるはず。スカイプで面接なんて、普通のこと。

イギリスに滞在できる期間は2年間。その間、学校に行くも仕事をするのも、企業さえするのも許されるビザがもらえる。しかし、ブリティッシュカウンシルはビザを発行するだけ。数か月の語学学校でお金を費やした後は、何もわからないまま放り出される。その状態で、やりたい仕事を自分で見つけろというのは、無理というものではないか?

あん庵という仕事をしだしてから、思うこと。
日本国内で貢献できないのであれば、ここブライトンで日本に貢献できる人たちに少しでも貢献出来たら、と。私たちの願いを日本に持って帰ってほしい。日本の文化ってすごいんだ、その文化を守っていく海外に住む日本人を支援する人権保護法をもう一度見直してほしい、その願いを持って帰ってほしい。もったいないことは、やめよう。

それが私の令和時代の抱負かな?
ただ、それだけ。



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