・・・く、
クリスマスがあと2日ってぇぇぇぇぇぇ?
そう、イギリスではクリスマスが一年の一番大きな行事です。
なんといっても、ハロウィーンの前からすでにスーパーではクリスマス用品が売られる始末。
11月に入ると、街にはクリスマスのネオンが設置され、12月初めから点灯式のようなものが各地で行われ、お祭り騒ぎが始まる。
*******************
が、ウチは息子の誕生日が12月上旬にあるため、それが終るまではクリスマスは禁句なのである。
だから、毎年クリスマスの用意は10日辺りからぼちぼち始められるはずが、学校行事に追われ、20日ごろはあまりに忙しすぎて、クリスマスを諦めたくなる。
だから、クリスマスイブイブの本日はロンドンの領事館に更新された日本のパスポートを受け取りに行くなんて、むちゃな計画をたてたりするのである。
ま、子ども達にはロンドンのクリスマス・ライティングが見れて丁度いいか。
*******************
さて、この頃のスーパーマーケット事情は日本人には結構興味深いものがある。
なにせ、普段買っているものが全くなくなり、クリスマス用品一色になるのだから。
特設売り場が二倍に拡大されるだけでなく、クリスマスにおもちゃ売り場も日用品売り場も侵食されているのが顕著になる。
精肉売り場には丸いままの七面鳥がいくつもゴロゴロ山済みにされる。その一つ一つがデカイ。
6人用の七面鳥は一番小さなサイズで、10~12人まかなえる七面鳥は一羽50ポンド(約7,500円総重量は10キロ超える)以上したりする。
それに、山済みされたスタッフィング(パン粉にハーブを混ぜたもの。七面鳥を焼く時に肉と皮の間に詰め込んでそれでなくともオーブンに入るか心配なサイズなのに、もっと大きくさせる。)や即席グレービー(本来は野菜と肉をローストした時に出た汁や油などにとろみをつけて作るソース。即席物はお湯を注ぐだけw)がそこここにタワーを成している。
野菜も、どちらかと言うとローストする野菜が多く並び、普段は見向きもされない芽キャベツがどーんと棚を占領する。
果物売り場もみかんやオレンジ、そして殻つきのナッツ類に占領される。
そして、何が凄いって・・・
ウチの近所のスーパーはこの季節ロゴまで変える。
これが・・・
こうである。
ウェブサイト(www.tesco.com)でも見れます。
すごいだろ。とんでもなく金のかかることをしているけど、効果はあるのかないのか・・・はは。
注:さて、この緑の物体が一体なんだ?と思った方、大丈夫ですよ。イギリスでクリスマスを過ごした事のある人だけがわかるものだと思うので。
クリスマス・ディナーのテーブルセッティングをするときに欠かせないものが、このクリスマス・クラッカー。1840年代に始まったものらしいのですが、もともとはLoveheartsというお菓子を中に入れて、贈ったものが、もう少し値の張るもの(アクセサリー)などのプレゼントを入れて贈ったものにかわり、現在は用意に時間のかかるクリスマスの食事の前に、時間稼ぎのための安っぽいおもちゃや日用品(小さな櫛や爪切りなど)や笑えないジョークの書いた紙切れと共に、ぺらぺらの紙で出来た冠を中に入れるようになった。
日本と同じで、クリスマスにしか顔をあわせない親戚一同がやってくる。なんとか会話を弾ませるため、テーブルで横に座った人と両端を引っ張り合い、クラッカーがはじける音と共に、どちらか一方が内容物を手に入れることが出来る。そして、その内容物を手に入れた勝者?は受け取ったプレゼントの感想を述べたり、くだらないジョークをみんなの前で読むことを強制されるのである。
そして、もう一つ。ローストの肉が切り分けられる間に、ぺらぺらの紙の冠を頭に被り、食事の間中それを保たなければならないと言う決まりがある。(下の図参照)
そして、このぺらぺらの冠が、この緑の物体なのである。
**************
さて、あん庵家は、今年も無事にクリスマスが迎えられるのか?!乞うご期待。続。
クリスマスがあと2日ってぇぇぇぇぇぇ?
そう、イギリスではクリスマスが一年の一番大きな行事です。
なんといっても、ハロウィーンの前からすでにスーパーではクリスマス用品が売られる始末。
11月に入ると、街にはクリスマスのネオンが設置され、12月初めから点灯式のようなものが各地で行われ、お祭り騒ぎが始まる。
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が、ウチは息子の誕生日が12月上旬にあるため、それが終るまではクリスマスは禁句なのである。
だから、毎年クリスマスの用意は10日辺りからぼちぼち始められるはずが、学校行事に追われ、20日ごろはあまりに忙しすぎて、クリスマスを諦めたくなる。
だから、クリスマスイブイブの本日はロンドンの領事館に更新された日本のパスポートを受け取りに行くなんて、むちゃな計画をたてたりするのである。
ま、子ども達にはロンドンのクリスマス・ライティングが見れて丁度いいか。
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さて、この頃のスーパーマーケット事情は日本人には結構興味深いものがある。
なにせ、普段買っているものが全くなくなり、クリスマス用品一色になるのだから。
特設売り場が二倍に拡大されるだけでなく、クリスマスにおもちゃ売り場も日用品売り場も侵食されているのが顕著になる。
精肉売り場には丸いままの七面鳥がいくつもゴロゴロ山済みにされる。その一つ一つがデカイ。
6人用の七面鳥は一番小さなサイズで、10~12人まかなえる七面鳥は一羽50ポンド(約7,500円総重量は10キロ超える)以上したりする。
それに、山済みされたスタッフィング(パン粉にハーブを混ぜたもの。七面鳥を焼く時に肉と皮の間に詰め込んでそれでなくともオーブンに入るか心配なサイズなのに、もっと大きくさせる。)や即席グレービー(本来は野菜と肉をローストした時に出た汁や油などにとろみをつけて作るソース。即席物はお湯を注ぐだけw)がそこここにタワーを成している。
野菜も、どちらかと言うとローストする野菜が多く並び、普段は見向きもされない芽キャベツがどーんと棚を占領する。
果物売り場もみかんやオレンジ、そして殻つきのナッツ類に占領される。
そして、何が凄いって・・・
ウチの近所のスーパーはこの季節ロゴまで変える。
これが・・・
こうである。
すごいだろ。とんでもなく金のかかることをしているけど、効果はあるのかないのか・・・はは。
注:さて、この緑の物体が一体なんだ?と思った方、大丈夫ですよ。イギリスでクリスマスを過ごした事のある人だけがわかるものだと思うので。
クリスマス・ディナーのテーブルセッティングをするときに欠かせないものが、このクリスマス・クラッカー。1840年代に始まったものらしいのですが、もともとはLoveheartsというお菓子を中に入れて、贈ったものが、もう少し値の張るもの(アクセサリー)などのプレゼントを入れて贈ったものにかわり、現在は用意に時間のかかるクリスマスの食事の前に、時間稼ぎのための安っぽいおもちゃや日用品(小さな櫛や爪切りなど)や笑えないジョークの書いた紙切れと共に、ぺらぺらの紙で出来た冠を中に入れるようになった。
日本と同じで、クリスマスにしか顔をあわせない親戚一同がやってくる。なんとか会話を弾ませるため、テーブルで横に座った人と両端を引っ張り合い、クラッカーがはじける音と共に、どちらか一方が内容物を手に入れることが出来る。そして、その内容物を手に入れた勝者?は受け取ったプレゼントの感想を述べたり、くだらないジョークをみんなの前で読むことを強制されるのである。
そして、もう一つ。ローストの肉が切り分けられる間に、ぺらぺらの紙の冠を頭に被り、食事の間中それを保たなければならないと言う決まりがある。(下の図参照)
そして、このぺらぺらの冠が、この緑の物体なのである。
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さて、あん庵家は、今年も無事にクリスマスが迎えられるのか?!乞うご期待。続。
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