2016年9月11日日曜日

「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part2

そして、撮影が始まります。

7月30日と31日に話をしていたダイレクターT氏ではなく、別のダイレクターW氏がまず私の取材兼、カメラテストをすることで到着しました。

W氏は、大まかな取材の内容を話してくれました。

2時間の特別番組の中のメインで、1時間ぐらいのスロットに典子さんの部分が来ること。
最初の挨拶、カフェでの撮影、おうちの訪問、和菓子の新作の制作の様子、日本人でない人たちが典子さんの和菓子をカフェで食べているところ、そしてBrighton Prideでの出張販売の様子を、撮影していきます、と説明してくれました。

そして、「日本から欲しいものって、何ですか?」
との質問には、前もって答えていたのですが、(業務用)かき氷機を昨年、日本から持って帰ってくる予定でしたが、あまりにも重すぎたので、持って帰ってこれませんでした、と伝えました。その時、電圧が違うので、手動のレトロなものだったので、ものすごく重たかったんですよー、と付け加えました。

そのあと、「イギリスにあって、日本にないものって、思いつきますか?」
との質問には、
「さー、今の日本、なんでも輸入してあるし、物も結構こっちで手に入るものよりいいものが安くで帰るからなー。あ、あえて言えば、人権と自己の尊重かな?」

その時、W氏以外は全員同意の歓喜をあげました。(今思うと、なんだかなぁ。)

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カフェを閉める時間になったので、ブライトンを案内しがてら、どうして私がブライトンで和菓子を売ることになったのかの話をしました。

ブライトンの町を歩きながら、話したのは・・・
自由で、ヒッピーで、エコな町であること。
イギリスのほかの町に比べると、多文化や食文化にオープンで興味があること。
ベジタリアンやビーガンの人口が多いこと。
中流階級のイギリス人の食に対しての姿勢は、「味」より「Ethical(道徳・倫理・環境保全」で食べるものを選んでいる。そのうえでおいしいと感じるものが売れる。
ゲイ、同性愛者の人口が多く、Brighton Prideもそれを反映して、イギリスでは最大のゲイのお祭りとなっていること。
おしゃれな街で、今でもイギリスの旅行者が多いこと。
夏はずっとお祭り騒ぎだから、この取材の時期はブライトンを取材するには適していること
カモメが多い、地元のフットボールチームのシンボルもカモメ。
ブライトンのいろいろな場所がブライトン・ブルー(ミント・ブルー?グリーン?)で塗られている。
Prideが近くなると、いろいろな場所にシンボルの虹が飾られること。

そして、レーンズを歩きながら、材料を購入する店を聞かれたので、Infinityという健康食品会社の卸から購入するオルガニックの豆を含むいろいろなものを購入するkとを説明。すると、レーンズの中の、Infinityの店舗をみたいという。

連れてくと、小豆の売り場でコブクロをつかんで、撮影でこの小豆を購入シーンを撮影したい。と。
小豆は、卸から25キロで買うので、そっちのほうがすごいって、思われないでしょうかと、提案。
次に、イギリスでブームになっている抹茶のコーナーへ。抹茶は日本の嗜好品という考えではなくて、もっと健康食品的な受け入れられ方をされていると思う。この前もロンドンで辻利さんがオープンして、連日行列ができていることも伝える。

海岸へ出て、砂利の上を歩きながら、ブライトンピア、ウェストピア、最新のアトラクションのi360°の紹介をする。海岸沿いのホテルで泊まっているというので、そこで別れる。

そして、次の日、私の実家のほうへの取材とカメラテストへ。

Part 3に続きます。

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