2016年9月11日日曜日

「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part3

当日は、日曜日だったので朝からの訪問。

実際にこんな風に入ってくるときに、撮影しながら、挨拶をします・・・とか何とか、言いながらカメラマンが来て本格的な撮影に入ってからの活動を一つ一つ何を説明してくれます。

家の中の撮影、子供の撮影、冷蔵庫の撮影、台所の撮影…。

一つ撮影できなかった場所は、あん庵の大きな冷凍庫と豆やコメがたくさん保管してあるパントリー。我が家は一階と二階の日本の二世帯住宅のような感じで、別れており、二階の私の住居は撮影自由だったのですが、一階のフラットは友人が住んでおり、そこは撮影禁止でした。でパントリーは1階部分の一番日陰の狭い部屋を使っていたので、どうしてもパントリーの撮影ができませんでした。

冷蔵庫を見たときに、「もしかして、ものすごくイギリスっぽい食材を僕が持ってきたら、冷蔵庫の中に入れたりしますけど、いいですか?」と、言われました。「私たちが普段食べるものなら、いいですよ、でも、うちはアレルギーのあるものがいるので、そういうのは無理ですが。」

「典子さんがいつも食材や和菓子の材料を買うときの撮影もしたいのですが…。」
「わかりました。とりあえずは、近所のスーパーに行きますか?」

と、近所のTesco Expressへ。

その中では、おそらく撮影は許可されないと思うので、話を聞くだけ、ということで。
スーパーの中では、イギリスの便利グッズや日本にないけどお勧めできるものなどを紹介しました。そこでは、試したいということで、袋に水を注いでいくつものアイスキューブができるIce cube backという商品や、うちの子供たちが大好きなTrifleというデザート、ゼリーが売っていないということだったので、ゼリーはイギリスでは冷蔵コーナーではなく、常温コーナーで売られており、日本にないものとして、お湯で溶かして作るゼリーのキューブなども、参考のため、ということで購入しました。

あとは、パイ投げゲームが人気ということで、一緒に購入したかと思います。今思うと、パイ投げゲームのほかの買い物って、私が払ったんじゃなかったけ?

で、番組の冒頭で最初の日本人妻であり、私の友人である綾さんが、あかすりのお返しとして、アイスキューブバックとTrifleを信江さんにお渡しするのですが、番組見ながら、めっちゃ突っ込んでしまったわい。苦笑

あと、緑茶が流行っているけれど、緑茶そのままよりも何かほかのフレーバーと組み合わせてよく飲まれていることを紹介。それからもわかるように、緑茶って、嗜好品というより、本当に体にいいものとして飲まれている状態。だから、フレーバーがなければ飲めないイギリス人たちなのです。

今回、ザクロの香りのついた緑茶と塩キャラメルの香りのついた緑茶を購入。

家に帰って、試してみましたが、激マズ!(後日、塩キャラメルの緑茶は見切り品になっていました。w)

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さて、お昼の時間になったので、日曜日にイギリス人が何をするかの紹介のため、近所のCerveryのパブでSunday Roastを食べに行くことに。

ここは、W氏、えらく気に入ってくれたらしく、後日うちに来た時も、ほかのクルーを連れて食べに行ってました。

ご飯を食べている間に、あん庵では地元で採れた野菜なんかもたくさん和菓子に使いますよということで、町中の共同畑やルイスのなまやさいさんで育てられたオルガニックの野菜、近所のPYOファームの話になり、W氏をPYOファームに連れていくことに。

PYOファームとは、Pick Your Ownの略で、農場が一般の人にできた作物を自分で欲しいだけ採ってもらい、その料金を払って購入する場所のこと。日本ではいちご狩りやブドウ狩りがそんな感じなんだろうけど、もっとフランクで安い。掘りたてのニンジンが一キロで1ポンドちょい、約200円ぐらい。広大な会場内をトラクターの荷台に乗せてもらって移動するの無料サービス。子持ちの家族には絶大な人気のレジャーになっています。

そこで、イギリスらしい作物の探索。
いちごはすでに終わっていたけど、ラズベリーはちょうど季節。鈴なりのソラマメを摘みながら、ルバーブの畑に。カメラを回しながら、ルバーブの説明や摘む場面の練習。今思うと、滑稽やなぁ・・・。暑い日の中、イギリスの良さを分かってもらえるように必死でした。

そして、家に帰り、少し野菜をきれいにしたり、W氏が翌日カレーをロンドンで作らなくてはならないといっていたので、採ってきたニンジンやジャガイモを袋に詰めてW氏はコーディネーター嬢と、タクシーでブライトンのホテルに帰っていきました。

そして、次の取材は、2日後の火曜日ということで。

Part4に続きます。

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