2016年9月11日日曜日

「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part6

木曜日の朝は、少々遅れ気味に到着しながらも、何とか時間通りお店は開けました。
当日は、W氏とT氏に加え、新しいコーディネーターのN嬢と、飛行機の都合でイギリスになかなかこれなかったカメラマンのS氏がやってきました。

さきちゃんが手伝ってくれているのだけれど、さほど混むわけでなく、撮影は和やかに。

おっと、その前に取材なんかでよく腰に掛けているマイクの無線機、それを括りつけられちゃいましたよ。マイクは本当にちちゃくて、胸元の服の内側にくっついていることをすぐ忘れる。結構、大きな声でお客さんとお話しをしたりで、カメラマンのS氏、かなり耳が痛かったのではないかと思います。

とにかく、この日は、マイクの無線の周波数が使えていないということで、マイクの音声がうまく録音できなかったらしく、お店の中の静止画像や和菓子の静止画像をとることを中心にしていました。ちょっといいですか?と、カウンター口の横にある和菓子の棚を動かし始め、「日本から、ちょっと和菓子を売るときの飾りになれば、と思って持ってきました。」と、透明なプラケースや折り紙、和風な箸置きなどを並べ、和菓子を並べ替え始めました。

「その和菓子の棚、常連さんに作ってもらったものやから・・・というと、撮影の間だけですから。」と。

で、くるお客さんに「どうです?和菓子のディスプレイをやり直してみたのですが、いい感じでしょう?」と、聞いていくのです。が、みなさん、和菓子よりもお昼ご飯の時間なので、生返事ばかり。w

そして、最後の客が去ったころ、例によって、例のごとく、Tsumazonの配達がやってくるのですが、「この箱の中にカメラが入っています。覗き込んで、すごーく驚いた顔をしてみてください。」

中には、ほしいと言っていたかき氷機。が鎮座。
・・・が、 家庭用で電動。

「開けてさっき冷凍庫の中に入れた氷でかき氷作ってみてください!」
「そんなに早く氷って、凍りませんけど…。」
「一応、凍っている分で、やってみましょう!」

そして、コンセントにつなごうとして…。
「変圧器持ってきました?」
「え?いらないはずですよ。」
「いや、でも、110V って書いてありますが…。」
「つなげて一回使っただけで、火を噴くってことありませんよね。」
「・・・。」

はたで退屈していた息子ががぜん興奮し始める。
とりあえず、市販の氷で作ってみる。持ってきてくれた蜜は、抹茶フレーバー。なるほど、だからあんこを少し持ってきてくれと要請があったんですね。

食べる。
・・・う、まずい。

仕方がないので、カフェにおいてある製菓用の抹茶の粉末で自分で蜜を作り、かけて食べる。これなら、食べられる。うん、おいしい。

とにかく、氷が凍らないことにはお話にならないので、その撮影は翌日に持ち越されることに。

あと、お土産で持ってきました。
と、クッキー型やシリコン製のご飯型をでラッコが浮かぶカレーを作ってみてくれと言われます。カフェの中で遅いお昼を食べていた親子に「これどう?」と、W氏がシリコン型を見せて感想を聞くと、「まぁ、ありがとう、ほら、子供たち、ありがとうって、お礼をいいなさい。」と、持っていかれてしまいました。

めっちゃ興奮していた息子、思いっきりがっくりしてました。はい。w
また、日本に帰ったら送ってやってね、と頼んだら、一週間後の一番最後の撮影の日に持ってきてくれました。息子、よかったなぁ!

そして、その日の撮影は終わり、シナがあらしを家に連れて帰り、そのあと撮影隊はまた家のほうの撮影をしに来ます。途中、最初の紹介のシーンに使うので、ということで、海をバックに浜辺で写真を撮られながら。

もう、このころは、焦りもあり、家でどういった撮影がされたのかも覚えていません。とにかく、翌日のあふたぬーんてぃーの準備で四苦八苦しておりました。

また、眠れぬ夜を明かしたのです。

Part7に続きます。

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