2016年9月11日日曜日

「どゆこと?」 日本のTV取材のご報告Part1

と、いうわけで、ナイター中継で放送が遅れた関西地方での放映が数時間後に迫ってきました。

このブログは、皆様がすでに放映を見たものと考えて書くので、ネタバレたくさんしてます。
なので、先に見たい人は、まだ読まないでください。

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まず、7月初めにカフェに電話がありました。

当日お手伝いしてくれていた友人が電話を取ったのですが、彼女が少し興奮気味に「日本のテレビ局やって!」と、電話を取り次いでくれたのです。

その時は、「世界の日本人妻は見た」という番組を見たことがなく、興味もわきませんでした。実際、その時の電話では話を聞くだけでしたが、のちに番組をネットなどで見て、「私なんかより、もっと興味深いお仕事や成功している人なんかもたくさん知っていますよ、そちらを紹介しますけど。」というと、日本の文化をイギリスに広げようとしている日本人妻を探しているので、典子さんがいいのです。」と。

今思うと、本当に紹介しなくてよかったと思うのですが、とにかく、「ブログを読んで、典子さんの頑張っている姿を取材させてほしいのです。」と、何度かお電話をいただきました。

そのうち、この番組に話を盛ったりヤラセをしたりってのを聞いたよ、という声も耳にしだしました。

交渉をしてくれたダイレクターのTさんは、電話やビデオ会議の中でも礼儀正しく、この人なら、大丈夫なんじゃないかな?と、「嘘をつかない、ヤラセをしない、協力はしますが、演じない」という条件で、取材を受けることにしました。

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7月の半ばから、アンケート用紙に詳細を書き込んだり、私個人やあん庵の仕事について山のような質問にメールで答え、日本時間との時差のためビデオ会議で夜中すぎまでインタビューに答えることも。過去の写真も要求され、写真を探す時間もたくさん費やされました。

取材の日が8月の夏休み真っ只中ということで、和菓子の出店をするフードフェスティバルや日本のフェスティバルもないし、あん庵を始めるきっかけとなった日本語クラブもお休みで、クラブ員も子供たちもみんな日本に帰省してしまっているので、普段のあん庵として見せられるものが、あまりないのですが、と伝えました。

それでも、OKというので、では、どうせならと、いつも季節ごとにしている和のアフタヌーンティーをして、お客様に食べていただいているところを撮影してもらえるぐらいは、協力できます。と言いました。番組からのリクエストとして、日本人やアジア人ではなく、見た目が西洋人に見える人たちに特に食べてもらっているところをお願いします、と言われました。

「外で出店するってことは、できないですか?」と、聞かれたので、そのあたりに出店できそうなフェスティバルを見ると、ブライトンのことについて語るには、避けて通れないBrighton Prideがちょうど8月6日に開催されるので、その会場で出店することができますよ、と答えました。

フェスティバルのフードコートの出店は3日間で£500で、その時点でその値段をカバーできる和菓子を作る時間はなく、もし、その出店料を番組で出してくれるのなら、そこで出店します。と、同時にフェスティバルから、日本のテレビ局の撮影をフードコートでする許可を得、場所も一つ確保してもらうように頼みました。

が、取材班からは、どこか別の場所で…ということだったので、Brighton Prideのほうにはお断りのメールを送り、それならば、知り合いのKantenyaさんの店舗がカーニバルの大通りからさほど離れていない場所にあるので、そこなら頼めるかもしれません、といいました。

なので、Kantenyaさんへの交渉は私自身がし、少しはお店の宣伝になるはずです、としぶしぶ了承してもらえました。

Part2に続く。



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