2014年1月30日木曜日

美味し日々は遠くなりけり ーその3ー

さて、大晦日は母の作るおせち料理をつまみ食いしながら、御重を詰めて行く。

自分の作るイギリスのなんちゃっておせちとは違うなぁ、と、詰めている段階でお腹がいっぱいに。

その日の晩御飯は、もちろん年越し蕎麦。
子供達には大きな海老の天ぷら、大人はしっぽり?と揚げで。

来年も健康に暮らせるように…と。

ねぇ、そば食ったよねぇ?2014年も健康でありますようにって。

えーーー、確かに食べたよねぇ。

いや、ちょっと確認ね。

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年明けまして、おせちとはお雑煮たーいむ。

え?ワクワクしてるのって、私だけ?

あ、子供達、名前の書かれた正月用の箸と箸袋に大興奮である。よし、よし。

そして、息子は雑煮完璧無視で、ブリの焼き物と海老の煮しめに取り憑かれとる。娘は…味噌汁大好き娘なので、餅だけ残してお雑煮完食。おいおい、仮にも餅屋の息子娘やろ?汗

色が綺麗な練り物は子供達に人気で、娘なんかは他のものに見向きもせず、せっせと紅白のかまぼことキュウリの入った竹輪を食っておりました。

私は、普段食べることのできない数の子や黒豆、お煮しめをこれでもかというほど、いただきました。

そして、落ち着いたら…
子供達のメインイベント、お年玉たーいむ。
日本語学校の教科書でしか見たことのない「お年玉」。
今年はおじいちゃんおばあちゃんから貰えました。

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さて、お昼も過ぎると、テレビを見てもわからん子供達は退屈してくる。

新聞を見ると、二駅離れたところにある映画館でジブリの「かぐや姫」が公開されており、毎月1日は割引の日という。正月早々当日も例外でなく、映画館及び、そのショッピングセンターも通常営業しているというから、ビックリ。

丁度3時ごろの公開に間に合うということで、さっさと子供を連れて家を出る。

見た感想?
最後、7歳半の娘も10歳の息子も四十を数年前に越えた私も、涙で顔がぐちゃぐちゃになってました。ちょっと怖い場面もありましたが、よかったです。
娘、もう一度見たいと、せがんできます。イギリスでももうすぐ公開されるかな?

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映画館オープン何周年記念ということで、たまたま席番で飲み物かポップコーンが当たるという企画があって、くじ運のいい娘がやってくれました。大きなポップコーンです。

母が言うには、これで今年の運を使い果たしたらしい。

ああ、縁起でもない。けど、嫌に説得力が・・・

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