2022年5月2日月曜日

Japanese Craft Workshop 結果報告!

 さて、長らくお待たせしました。

もう先月ですね💦4月3日(日)に行われました、Japanese Craft Workshopの報告です。

あまりにも急であったことと、最初のクラフトが金継ぎで少々ハードルが高かったため、参加者は私を入れて3人でした。そんなわけで、じっくり満足のいく金継ぎができたと思います。

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それぞれに思い入れのある焼き物たちですが、左のマグは、参加者のAさんのフランスで友人が作ってくれた一点ものだそうで、握り具合がとてもよく、大きな欠けができてしまい長い間そのまま使っていたそうですが、使うたびに欠けが気になり溜息をつくことが多かったとか。

真ん中と右側の皿は、カフェへの頂き物です。お昼の特別ランチをサーブするのにちょうどよかったのですが、アクシデントで5枚のうち2枚が割れてしまい、全部捨ててしまうかどうかをずっと悩んでいました。右側は、割れ方がひどかったので、あきらめていたのですが、インストラクターの先生が「やってみよう!」と、手伝ってくれました。

まずは、割れているところを特別な接着剤でくっつけ、欠けている部分には速乾性の粘土を詰めていきました。乾いてからが、実は大変。とにかく、凹凸がなくならないようにやすりで滑らかにします。ここが一番時間がかかったんじゃないかと。腕が痛い!

そして、ちょっと休憩の軽食😋

体力が戻ったら、金粉とニカワを混ぜたものを練って、割れ目に詰めていきます。ここで金継ぎ独特の金のきれいな線ができてくるのです。

こちらが、マグの修復後です。


そして、これが、なんと!あのバッキバキに割れていたお皿たちなのです!!

ちょっと写真ではわかりにくいですが、色合いも金色の線と相まって、一段上の魅力的なお皿となりました💖

このお皿で今後も週替わりの特別ランチをサーブしますよ。お楽しみに!

最後になりましたが、昨年少しの間だけでしたが、あん庵で働いてくれていたユキちゃん、インストラクターをしてくれて、たくさん材料も重たいのに日本から持ってきてくれてありがとう!また10月に会えることを楽しみにしています。

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さて、このように、日本の美術技術にちなんだワークショップをインストラクターを招待して月に一度は実地しようと思います。

次回5月は、花の美しい季節なので、華道のワークショップを計画しています。

お楽しみに!






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