2014年6月19日木曜日

6月14日のロンドン。

と、話がしたいので、すでに1週間過ぎようとしているけど、書いちゃいます。

結婚式の披露宴にイチゴ大福を注文してくださったお得意様。
嬉しい限りで、少し雨がぱらついたけれど、その後はかなりいいお天気でした。
彼女にとって、最高の日になった事、祈っています。

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まず、当日、裏千家のお茶会がグリーンパークの何処かで開催されていた。人づてにお茶の先生があん庵の名前ご存知で、一度食べてみたいとおっしゃられている事を聞いた。

なので、残念ながらお茶がいただけるチケットは取れなかったけど、和菓子はお届けしようかと、グリーンパークで地下鉄を降りてみた。

さて、手元にあったチラシに住所が無い事にそのとき気付いた。

がーーーーん。

ウロウロしてみるけど、日本人が沢山集っている場所や着物をお召しになった人が歩いている辺り・・・なんて、全く見当たらない。やたらめったらいた、警備の人たちを捕まえてみるけど、「グリーンパークの駅はここだよ。」と、トンチンカンな答えが返って来るだけ。

(さて、ここで、なぜこんなに道路規制や警備の人が沢山いるのか、疑問に思わなかった私。あとで、答えが出てきます。)

仕方がないので、1時間ほどグリーンパーク駅の周りを歩き回ってから、諦めることに。

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ここまで来たのだから、何かリサーチを・・・

と、入ったのが、一軒のラーメン屋。

最近ロンドンでラーメンがブーム。結構おいしいラーメン屋さんも出店しているらしい。

が、普通のラーメンでは面白くないので、黒ゴマミソラーメンなるモノを「昇龍」で食べてみる。

ここで、会計の時にちょっとムッとする事があったけど。店の外の看板も中の料金表もラーメンは£6.60とのうたい文句で客をひいている。で、お金を払う時に、「Eat inはサービス料の10%を払ってください。」との事。これは無しやろ?とか、思いながら£7.20を払う。だって、ラーメンなんて、誰がTake awayすんねん?と、突っ込みたい気持ちでいっぱいになってしまったから。

ま、テーブルに使い捨てのおてふきがあったり、なかなか気が利いてるなぁと思うけど、やっぱり、メニューには払う料金を表示しておいて欲しいと思うあん庵でした。

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食べた黒ゴマミソラーメンはおいしかったです。
一応ラーメンなんですが、お汁が無くて、なまやさいがいっぱいのったサラダ感覚です。でも、麺や具の鳥のから揚げは温かいのだけど。

周りを見ると、結構餃子を頼んでいる人がいる。もちろん、日本人じゃない人たちね。

その中でもちょっと私より年上のオバサンが、テーブルの上にある割り箸二膳を両手で操って、器用に餃子を一つ一つ一口大に切り分けながら食べていた。いわゆる、右手に二本、左手に二本持って・・・。チョイ開眼でした。w

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その後、満腹になったので、お買い物に。

実は、昨年ジャパンセンターが引越ししてから、場所が全く見つからず、毎回肩を落としてロンドンから帰っていたのだが、今回は時間もあったので、じっくり探してみようと。

無理やり会議中だった友人に住所を聞き出し、また歩き回ってみる。

「あ・・・・・、あったぁ~!」

今まで曲がった事の無い角で曲がってみると、なんと、すぐこそに。いやぁ、こんな場所に隠れていたんだね。・・・って、すぐそこまで何度も来ていたのに・・・くやしぃ!

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別に買いたいモノも無かったので、店内をくまなく見て回ったら無料の刊行物を頂いて、後にする。

足も結構痛くなってきたので、ピカデリーからビクトリアのバスにでも乗るか・・・と、

うわーーーーーっ

と歓声が上がったかと思ったら、目の前を沢山通過していく人たちが・・・

これで、あの過剰な道路規制と警備体制が理解できたのでした。
Naked Bike Rideね。「石油や電気なんて、使わなくても、大都市の移動に事欠かないぞ!」と、言うのがそもそものメッセージらしい。バイクの横で走っているお兄さんもいたけど、痛くならないのかちょっと心配しちゃいました。うーん。

当日は午前中にはクイーンの誕生日会がすぐそこのバッキンガム宮殿で開かれたと言うのに・・・イギリス人って、つくづく何でもありなんやなぁ、と思うのでした。

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そろそろ、足も限界になってきたので、バス停でバスを待っていると、噂の・・・

ダースベーダーがやってくるじゃありませんか!しかも、ビクトリア駅行き!
いや、これは、アディダスが出資した二階建てバスなんですが、ハンサムです。

で、乗り込んでみると、外見からは想像も出来なかった内装で、もう、このバスへの愛がMaxになりました。


ちょっとレトロな雰囲気で、色調が金と小豆色。
階段が運転手のすぐ後ろとバスの一番後ろにあって、バスの一番後ろのはドアが全部自動化される前のオープンな二階建てバスを思い出させるデザイン。だめだ、メロメロだ。

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ピカデリーからビクトリア駅間はあまりにも短く、心残りだったけど、仕方なく最終目的地に着いちゃったので、下車。また、乗りにくるからね、とお約束。

あー、なんだかいろいろあった一日でした。


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