2019年5月19日日曜日

日本庭園ピクニックのレポートです!

もうすでに一週間たってしまいました…。
来て下さった皆様、ありがとうございました!
すぐにこのレポートを書こうと思ったのですが、なかなか最近は寄る年波に勝てず、回復に時間がかかって、かかって…しかも、なんだか今週はカフェが毎日忙しく、毎日毎日カフェの下ごしらえに追われておりました。

さて、本題です。

5月11日土曜日、Hammersmithの日本庭園でのピクニックに参加させていただきました。
3月にJapan Societyさんからお誘いをいただいた時は、本当にびっくりしました。だって、こんなド田舎の小さな和菓子屋(とは言うものの、本人は過去に和菓子屋で修業をしたこともないので、和菓子屋というのもおこがましい???)が、Japan Societyさんと日本領事館が主催のイベントにお呼ばれするなんて!!!

もちろん、こんなこと2度とないと思って、二つ返事で引き受けさせていただきました。

昨年新しく建てられた門と灯篭。荘厳な感じで素敵です。そして、庭の奥には素敵な池や橋など、素敵な日本庭園が広がっているのです。

当日は、天気が少々危ぶまれていましたが、「More Wagashi, Better Weather」というジンクスを信じてせっせと和菓子を作りました。
気温13度。日陰でじっと和菓子を売るにはかなり肌寒い。ピクニックと銘打ってはいるものの、本当にピクニックに来てくれる人たちはいるのか???

結果はオーライ(早!)。
始まる前からたくさんの人たちが集まって、太鼓の音が響くころには、舞台の周りに人だかりが!空は曇ったり晴れたりだけど、和菓子が売れるほどに晴れ間のインターバルが長くなってはいる!


12時から和菓子を売りながら、3時からの練り切りワークショップの予約を受け付けておりました。2時を過ぎるころにはワークショップのチケットは売り切れてしまいました。その後もたくさんの人から、尋ねられましたが、私の実力では一度に4人が限度。何度もごめんなさい!しました。ううう。



3回のワークショップごとに、作る花をかえて、見る人たちにも楽しんでもらえるワークショップにしました。
3時からはソメイヨシノ、3時半からは藤、そして最後はバラの花。
どんどん人が集まる、集まる…。ありがたいことです。

3時から3度のワークショップになると手がかじかむぐらい風が吹いてきたけど、何とかやりぬきました。テントの風よけを開けなければテーブルが使えなかったので、ますます吹きっ晒しに(;^ω^) 風が吹く中での、練り切り菓子作成の難しさ。どんどん表面が乾いてきて、何をしてもひび割れができてしまう…。うーん💦

最小限の道具と指先でいろいろな形ができていくのを見て、周りからもどよめきが起こりました。やっぱり、日本の芸術なのですよ、和菓子は。ああ、もっと和菓子を職人の下できちんと勉強したいと何度思ったことか!

皆さん、本当に喜んでくれて、みんなを笑顔にしてくれる和菓子って、やっぱりすごいなぁ、と思いました。(とは、当日手伝ってくれたさっちゃんの受け売りです。ほほほ。)
そして、最後の和菓子も売れ、4時半にすべてのワークショップが終わったときに、すごい大粒の通り雨がやってきました。「はい、終わりでーす」と、言わんばかりに💦💦

徹夜の疲れが出てきたのと、体が冷え切ってしまったのとで、頭がもうろうとするもなんとかさっちゃんや家族の手伝いで片づけを終え、暖かい食べ物を求めすぐそばにあるWestfieldに入っている日本食店「Ichiba」に行ってきました。

朝も昼もほぼ食べずに仕事をしていたので、天丼の油が胃に沁みました。
その後は、後々私もあん庵カフェで出したいなぁと思う、抹茶ソフトクリームを。
一口食べて…
「濃いーーーー💛」

しかし、抹茶のカフェインも全く働かず、車に乗る直後からの記憶がなくなり、気づいたときにはすでに家の前。2時間かかるはずなのに。Σ(゚д゚lll)ガーン 時間はどこへ行くのやら。

そして、それからもほぼ頭は半分睡眠状態に陥りぼーーーっと暮らす。やっと昨日あたりから調子が戻ってきました。


ところで、お片付けをしているときに、Japan Societyさんの担当のローラさんがあいさつに来て下さいました。実は、彼女、Hyper JapanやJapan祭りで出店していたときのあん庵を覚えてくださっていて、声をかけてくださったのです!今後もJapan Societyのイベントで和菓子ワークショップを開いてもらいたいのだけど…と、提案してくださいました。そ、そんな滅相もない!私ごときがJapan Societyさんや日本領事館の名のもと、和菓子についてウンチク垂れるのは失礼じゃないでしょうか…。

なので、もっと勉強して自信をもって「やります」って言えるまで待ってください。…なので、日本の和菓子職人の方々、お手柔らかに、日本に帰った際には邪険にせずいろいろ教えてやってください。宜しくお願いします。<(_ _)>

当日お声をかけてくださったなみの会の皆様、たくさんの写真を提供してくださった綾さん、心細く思っていた久々のロンドン遠征でしたが、気持ちもほぐれとっても楽しめました。来年も参加してくださいと言われているので、今年逃した方、来年お会いしましょう!

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