2015年9月24日木曜日

な、なんとか生きてます。Japan Matsuri 2015の報告



もう、5日も前の話になるのですね。

9月19日土曜日に予定通りJapan祭りに出店してきました。
現在も体中シップだらけです。しくしく。
もう、体が持ちません。

当日、和菓子や焼そば、串カツを買っていってくださった方、ありがとうございます。
実はこんなことが裏でおきていたんだー、と、読んで下るとうれしいかも。

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さて、家で今年はいつもより多い1200個の和菓子を用意し、車に詰め込みました。
そして、400個のイチゴを作るつもりで、前日イチゴを買いに行ったのですが、程よい大きさのイチゴがない!!!
仕方ないので、200個ぐらいは作れるだろうという量のイチゴを購入し、近所のスーパーであわよくば・・・と思っていたら、時間がなくなった。

足らない分は、辛口焼そばで何とか補えないか・・そんな甘いことを考えておりました。

仕方なく、当日は3時半に相方を起こし、すべての和菓子と調理器具を車に詰め込み終えたのは朝5時。まだあたりは真っ暗でした。薄明るくなるころの6時半にトラファルガー広場に到着。

荷物を降ろし、準備をしているときに祭りのお世話をしてくれているお姉さんが回ってきて、
「お肉を売るの?じゃ、お肉と保存している冷蔵庫の温度が計れる温度計は持ってきた?あと、救急箱はある?」
がーん、来るとき車の中で「あ!忘れた!」と思ったばっかりだったので、ずばり指摘されてパニクる。

いつもカフェでお手伝いしてくれている彼女に電話すると、すでに電車に乗ってしまったとのこと。

ますますパニクる私。

相方が20分ほど離れた場所に車を泊めに行っていたので、電話して道中お店があったら買ってくるように頼む。が、店が9時半に開くと連絡があった。お手伝いの彼女が、なんとか、救急箱は駅からの道中購入できた。

営業開始は10時から・・・そして、とうとう保険の人が見回りに来た。これでアウトなら、当日用意してきた肉類はすべてパーになる。(和菓子は気温云々関係ないので、これは売らせてくれる確証あり。)

「いま、お手伝いの一人が温度計を買いに行っていて、その温度計が来るまで焼そばとお肉は売りません。」と、約束をしたら、救急箱に青色の絆創膏がないことが突っ込みながらも、なんとか営業の許しがもらえた。たすかったーーー。

が、パニクっていた間に、どんどん開店の時間が迫ってくる。うおー、イチゴ大福なんて、作ってる暇ねー。で、手伝いの人たちとミーティングをするまもなく、お客様が・・・すでに周りの店舗や祭りの関係者から御取り置きの注文が殺到。

10時を過ぎて直ぐ、古い友人が大量に購入してくれた。話をしたり、写真を撮ったりしているうちに、目の前には人垣が・・・

友人が撮ってくれた写真だが、パニックで顔が強張っとる…ははは。

三色団子を蒸す手を休め、イチゴ大福に集中する。もう、いくつ作ったかわからなくなったころに、焼そばと串カツの注文が!

そう、狭い屋台の中、ガスコンロが2つ、電気のコンセントが2つ。それを和菓子と焼そばで順番に使っておりました。昼の時間は一旦イチゴ大福を休め、串カツと焼そばに集中し、3時ごろからイチゴの販売を再開する旨をお客さんに伝える。(この時点で、すべてのイチゴ大福は作られているはずだった。もう、予想通りでないなんてもんじゃ・・・・。)

そして、3時まえからイチゴ大福を作り始め、3時になるころ、また人垣が・・・

ありがたいことです。

ところが、いつもイチゴ大福に入れている大きさのイチゴがそこをついてしまった。が、イチゴを待っている人たちはすでに一時間ぐらい行列で待ってくれている・・・待ってくれている人たちにもうないよ、というのは忍びない。なので、大きく出ました。

いや、イチゴ大福が大きく出たんですよ。

特大イチゴで作る、特大イチゴ大福。イチゴの大きさが1.5倍なら、大福そのものの大きさはほぼ2倍。(あー、写真を撮るまもなく売れていったので、写真がないです。ごめんなさい。)

申し訳ないけど、あんこも餅も増量になっちゃうので、お値段50%アップで。

「今までずっと並んでて、今いきなり値段上げるって、なにごと?」と、お客さんからお叱りの声が。

私がお客様の立場なら、私もそう思う。もう少しでゲットだー!って、時に目の前で値上がりされちゃったら・・・。なので、普通サイズのイチゴがなくなって、売り切れにするには、あまりにも待ってくださっているお客様に失礼なので、今あるイチゴでできるだけやってみることにしました。すると、サイズが大きくなっちゃうので、申し訳ないけど、お値段上げさせてもらいました。ただ、重量はほぼ2倍なので・・・これで、譲歩していただけないかと・・・。本当に、申し訳ないです。と、説明。

なんとか、お客様も理解していただき、お買い上げいただきました。しかし、それも束の間。
苺大福どころか、次々と売り切れていく和菓子たち…。

カンバンの和菓子が売り切れても、まだお客さんたちは並んでくれる…。ありがたいことです。

そんなこんなで、和菓子がほぼなくなった時点で、お店を片付ける時間になってしまいました。荷物を片付けると、やっと出店の後ろに石のベンチが見えてきた!

そして、そこで残りの焼そばと串カツをやっとのことでほおばるあん庵一同。

「いやぁ、おいしいな。このスパイシーさと串カツのコンビネーションは絶品や。」と、自画自賛。笑

お手伝いしてくれたメンバーを車で送っていこうとしたら、焼そばの材料が余りすぎて、帰りの車もいっぱいになってしまって、誰も乗れなかった。どれだけ、買い込んでたかなぁ。

なので、9月末まであん庵カフェにて、焼きそばフェアするか、思案中。

そして、私は車に乗り込むと、夜空に輝くビッグベンを見るまもなく、相方の運転する横でどっぷり夢の中に落ちていったのでした。




じゃなくて、
翌日夢から覚めた私は地獄を見るのでした…ま、いつもの事だけけどさ。

すでに何度か食器洗い機回したのにこんな状態。汗

2 件のコメント:

  1. お疲れさまでした。大変だったんですねぇ。読んでいるだけで、私までパニックに陥ってしまいそうになります(笑)。

    質問です。ジャパン祭り以外のイベント出店も、今後なくなってしまうのでしょうか。

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    1. ありがとうございます。なんとか、そろそろ回復せねば…。また、カフェにものがなくなりつつあり、今日急いでこしあんを作った次第で…。

      答えです。イベント出店、難しいです。とりあえずは、一年に一回のブライトン日本語クラブのオープンデーには出店したいと思っています。あとは、日本人、特に子供の集まる場所には出没するつもりです。やっぱり子供たちに和菓子の味を知って欲しいから。日本から送られる長期保存できるお土産用のパックされている保存料がバンバン入っている和菓子が、本当の和菓子の味だと思われるのは辛いから。

      そんな訳で、Facebookかこのブログで出場所場所をチェックしてください。

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